ゼミ
ゼミ選びの第一歩「オープンゼミ」って何?
解説記事
こんにちは!!一橋map運営チームのRです。
今回は、横山ゼミに所属している経済学部のSさんにインタビューをしてきました!
横山ゼミは、経済学部で1・2を争うほど倍率が高かった人気ゼミで、選考に関する情報も詳しく聞くことができたので、横山ゼミに少しでも興味のある経済学部生は必読です!
一つには自由に活動ができそうだと感じたことが挙げられます。横山先生は生徒一人一人の自主性を重んじそれぞれの意思を尊重して下さる方なので、自分の好きなように勉強ができると思い、横山ゼミを志望しました。
また、社会に出ると労働は身近な問題になるので、それについての知見を深めたいという思いから、労働経済学に対する興味がわいてきたというのも大きいですね。
本当にざっくりいうと、企業の労働需要と労働者の労働供給との均衡を考える学問といえると思います。例えば政府が税金を課したり補助金を与えたりといった特定の政策を行うことで、均衡がどのような動きをするのか、その動きは労働者や企業にとって何を意味するのかということを分析・考察します。
3年の前期は労働経済学の教科書(先生から配布)をもとに毎週担当者一人がプレゼンテーションを行い、それに対して先生と他の生徒がコメントをするという形式で、割合はざっくりプレゼン6、先生のコメント3、生徒のコメント1くらいの感じです。ここで労働経済学に関する基本的な知識を習得することができます。
3年の後期は統計ソフト(Stata)を用いた計量経済の学習を行います。計量経済の基本知識を前提として授業が進み、ペースも少し早くなるので、前期に比べて内容が難しいと感じている生徒も多いように見えます。私自身も事前に講義資料のスライドに目を通してから授業に臨んでいるので、そういったことは必要になってくるかもしれないです。特に自分含め大学院進学を考えている人は、後期で扱う内容もしっかりフォローアップしていきたいところです。
ゼミ生は総じて真面目で静かなイメージの人が多く、授業の時も基本的には勉強に集中しています。授業外でもゼミ生みんなでたまにご飯に行ったり、同じ授業で協力しあって勉強したりして関わり合いを持っています。また、授業の合間に時々先生が雑談をしてくれて、それが面白かったりします。
色々なことを話してくださいますが、先生が政府の会議に出席された際のオフレコについてのお話は非常に興味深かったです。政府の内部事情とかも少しだけ教えてくれたので、そのお話は特に印象に残っています。
一人一人の生徒に合わせてしゃべって下さる方で、とても話しやすいです。また、気軽に相談にのってくださり、色々な情報提供をしてくださいます。
3年生では1人行っており、海外からの留学生も1人います。留学に行きたい人は全然行って問題ない感じです。
人にもよりますが意識はまずまず高いように感じます。サマーインターンから参加する学生が多く、業界としてはコンサル、商社、金融、ゼネコンなどを考えているようです。また、3年生に関しては3割近くが大学院進学を検討しているようです。
今年は倍率が3〜3.5倍とかなり高かったです。
周りのゼミ生を見ているとGPAが高い人が多いので、成績評価は意識した方がいいかもしれないです。
選考時の課題としては、自己紹介、ゼミの志望理由及びゼミに期待すること、興味のある社会問題についてをA4用紙1ページ程度にまとめるというもので、そこまで重くはなかったと感じます。
面接で聞かれることは人によって違うようですが、ほとんどの人は今までの大学生活についての話や進路について、ゼミでどんなことを達成したいのかなどについて聞かれました。その一方でミクロ経済学に関連する講義(基礎ミクロ経済学など)の成績があまり良くない人に対しては、ミクロ経済についての理解を確認するような質問がされたそうです。
いずれにせよ1,2年次はGPAを意識して勉強に取り組むことが大切だと思います!
横山ゼミについては、こちらのページでも詳しく紹介しています!
あわせてぜひご覧ください。
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一橋mapの記事をお読みいただきありがとうございました。