ゼミ
【ゼミインタビュー】西野史子ゼミってどんなゼミ??(一橋大学社会学部)
インタビュー・レポ
こんにちは!一橋map運営の商学部2年のぽてとです。
商学部の鎌田ゼミに所属されている3年のK.Tさんにインタビューしてきました。
自分は田舎出身なのですが、空港から近いにもかかわらず地元に全然人が集まってこないし、活性化もしていないという点に疑問を感じ、それに対して貢献できないかなという気持ちがありました。鎌田ゼミのテーマは観光地経営論なので興味がある点と合致していたため選びました。
実のところをいうと、春夏学期はそこまで観光地経営論の勉強をやっていたわけではなく、秋冬に入ってからようやく始めたという感じです。具体的に説明すると、観光地であったり地方にいる企業は、様々なステークホルダーと関わる必要があり、そのステークホルダーやメディアなどとどういった関わり方をするのかといったことについて今勉強しています。鎌田先生は、観光地のリピート動機やオーバーツーリズムについて主に研究されています。
4年生になったら卒論を書くことになるので、それに向けての準備といったイメージです。やったこととしては、アンケートを作成し、解答を分析して、自分たちの使いやすいデータにしたり、自分の考えをわかりやすく伝えることを意識して記事を作成したりする、という学ぶためのツール的な面を勉強しました。アンケートの内容に関しても、鎌田先生は基本的に自分のやりたいことをさせてくれるので、ひな形の選択肢の中でどれをやりたいかみたいに聞いてくださります。ひな形は質問の定型文というだけなので、アンケート内容については自分達で自由に決めていいよ、という感じでした。なので結構くだらないことも聞いたりしていました(笑)
自分達はPR戦略に焦点をあてた「広報・PR論 パブリックリレーションズ理論と実践」という本を読んでいます。企業内部のパブリックリレーションズ戦略であったり、ステークホルダーとのパブリックリレーションズ戦略であったりといった内容を、アナログ・デジタルの両側面から勉強しています。進め方としては、毎週1つのグループがプレゼンをして、議題を考え、それについて意見を出し合い、先生が時々アドバイスをくださるという形です。先生はどちらかというとオペレーターのような感じで、議題などはゼミ生が決定します。
自分たちはまだ行ってはないのですが、機会としては用意されてはいます。例えば、春夏学期を使って、秋に開催されるマーケティングフォーラムでの発表に向けての活動をしないか、といったオファーがありました。
鎌田先生の方針として、卒論のテーマは「こういったことをやる」といった指定はなく、みんなで考えてねという方針なので、決まったテーマはないです。ただ、おそらく春夏学期に勉強したアンケート調査スキルを利用したものになるような気がします。
実は私自身が、今年の9月から来年の7月までベルギーに留学しており、留学中もzoomを通じてゼミに参加しています。私はゼミには参加しているものの、就活をしていないため、最後になにもやらない1年ができてしまいます。その期間を有効活用したいという理由もあり、5年一貫プログラムに応募しようかなと考えています。
自分しか留学に行っている人はおらず、今までも1人も留学に行った先輩はいなかったようです。ただ、これは留学する人を断っていたわけでなく、たまたま留学をする人が応募してこなかっただけというだけらしいです。
選考の際に「留学に行く予定があるか大丈夫か」と念のため聞きましたが、大丈夫だよという返答でした。ですので、ゼミとして留学に行く方が来ることは歓迎です!
ゼミ内での議論は、もちろんグループワークの発表後とかにあるのですが、バチバチではないです。雰囲気的にも緩めといえば緩めの雰囲気はあるかなと思います。写真とかをとる時にも、ゼミ生が「先生入ってくださいよ」と言うと、「私が入ってもしょうがないわ」みたいなことをいいながら写真に写ってくださるような感じです(笑)
鎌田先生は、知識が豊富で聞いたことはなんでも答えてくださるし、話も面白いし、フレンドリーに接せる先生で慕われています。自分の話になるのですが、空いた1年を有効活用するために5年一貫の選択肢を提示してくださったり、メールの返信が深夜でもすぐ帰ってきたりと(笑)、すごく丁寧で優しいみんなのお母さんのような存在です。
自分たちは開催しませんでしたが、鎌田先生はやるなら全然やってもいいよというスタンスです。この夏は予定が会わなくて決まらなかったというのもありますが、4年で暇になったらやる可能性も全然あるかなと思います。一緒にゲームしに行ったり、ごはんを食べに行ったりと、ゼミ生同士の仲は本当にめちゃくちゃいいのでゼミ合宿とかもやってもいいかなと自分は思っています。
バラバラではあるのですが、テニス、ラグビー、バレー、ラクロスなどの部活・サークルの人がいます。どちらかというと、今は運動系の方が多いのかもしれないです。
少し忘れてしまったのですが、面接の際にどういった業界に行きたいかを聞かれました。周りには広告系だったり、コンサルのインターンに行くと言っている人だったりがいたような気がします。院進される方はあまりいないと思います。鎌田先生は人脈がすごく広いので、様々な企業さんとか、ゼミの先輩方と引き合わせてくれたりもします。
春夏学期にアンケート調査をやると先ほど説明しましたが、それと同時に、記事をネットに出した時にどのように人に見られるのかというのも重要なため、検索エンジン最適化に関する勉強もしていました。その集大成として、自分たちでPRタイムズを活用し、星野リゾートさんに関する記事を執筆しました。この記事は、鎌田先生を通じて宝島社の方に見ていただく機会を得ることができました。その結果、宝島社さんの媒体でこの記事を掲載したいとのお話をいただきました。掲載するまでには、zoomで1ヶ月弱宝島社の方と面談をしながら、情報の確からしさの担保であったり、間違いを直したりといったことを一緒にやらせていただき、記事を書きあげました。
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今年の倍率は定員15人に対し18人ほど応募していたらしいので1.2倍くらいです。倍率に関しては年々変動が激しいらしく、鎌田先生によると厳しめにシラバスを書くと減るらしいです(笑)
事前課題としては、志望動機の提出だけでした。面接は1:1で対面であって、志望理由について深堀されました。自分の場合は先ほど述べたように核があったので、お話という感じで雰囲気も全然厳しくなかったです。鎌田先生のやりたいこととマッチしている方は入って損はないと思います。
鎌田ゼミについては、こちらのページでも詳しく紹介しています!
あわせてぜひご覧ください。
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