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初留学におすすめ!マレーシアで学生・企業と文化交流/異文化交流研修【一橋プログラム体験記】
インタビュー・レポ
記事構成
・はじめに ・先生について ・授業について ・最後に |
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こんにちは。一橋map運営チームのNです!
今回はソーシャル・データサイエンス学部一年生の必修授業である「ソーシャル・データサイエンス入門I」を担当される、七丈直弘先生にお話をお聞きしました。
ーーまずはじめに、先生の専門分野について教えていただけますか?
七丈先生:
科学技術政策です。特にエビデンスに基づく科学技術政策立案に関する研究と実践を行なっています。
主に内閣府の科学技術・イノベーション推進事務局と連携し、日本政府に対して科学技術・イノベーション政策立案に資する提案や分析を提供しています。
ーーありがとうございます。その分野を学ぼうと思ったきっかけはなんですか?
七丈先生:
高校時代から、文学・哲学・数学・コンピュータ科学・物理学・化学など幅広い分野に関心を持っており、散々悩んだ結果、学部では数学科に進みました。これは、数理的なアプローチが社会現象を理解することに重要だと考えたからです。
大学院では工学系研究科で材料科学の研究に数理的・算術的アプローチから取り組みました。学位取得後は、研究開発そのものよりも、それを取り巻く社会的・制度的課題に関心を持つようになり、気がつけば科学技術政策の専門となっていました。
ーー先生の担当される「ソーシャル・データサイエンス入門I」はどんな授業ですか?
七丈先生:
ソーシャル・データサイエンスとは何か、それが目指すものについて教えています。皆さんがこれから学ぶ内容は、4年間の学部生活、また、皆さんが社会に出て、社会の中枢を担う時期に役立つことが重要です。中長期的な未来社会像を想定し、その社会においてどんな知識を身につけるべきかについて皆さんと一緒に考えたいと思っています。
例えば、4年後のAIは現在よりも遥かにパワフルになっていることでしょう。また、現在よりも幅広い領域でそれが利用されていることと思います。その頃は、いわば「ポスト・データサイエンス」時代となっているかもしれません。
データサイエンスが誰もが利用できるようになった時代に、何を持って他と差別化することができるのでしょうか?このような問題を考えるための糸口を与えたいと思います。詳細はシラバスを見てください。
ーー授業を通して生徒に特に学んで欲しいことは何ですか?
七丈先生:
問題意識の醸成と、自律的な学習姿勢の重要性です。
ーーありがとうございます。成績評価についても教えていただきたいです。
七丈先生:
授業への積極的な参加と期末のレポートによって評価します。
ーーでは、最後にこの授業を履修予定の新入生へメッセージをお願いします。
七丈先生:
できるだけインタラクティブな授業にしたいと思っています。朝早い時間ですが、遅刻しないように!
ーーありがとうございました!
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