インタビュー・レポ

【社会学部→外資系マーケ】好奇心を起点に――今につながる学生時代の挑戦と学び

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こんにちは!一橋map編集部です。

社会人の先輩に、学生時代から現在のキャリアに至るまでの歩みを伺う「卒業生キャリアインタビュー」

今回は、一橋大学ご出身で、現在は日本ケロッグで「オールブラン」のマーケティングを手がける、上西理奈子さんへのインタビューです。

一橋大学での学生生活と、そこから得た学びについて、詳しく伺いました。
「自分のやりたいことってなんだろう…」と感じている大学1〜2年生の皆さんにこそ、読んでほしい内容です。ぜひご覧ください!

Profile

上西 理奈子(うえにし・りなこ)

日本ケロッグ合同会社 マーケティング本部 アシスタントブランドマネージャー。一橋大学社会学部卒業後、ユニリーバに入社し食品・ヘアケア領域のマーケティングを担当。のちに日本ケロッグへ。現在は「オールブラン」ブランドの企画・開発・販促・コミュニティ運営、およびケロッグのシリアル全体のSNS戦略を担う。

「好奇心」と「楽しさ」を軸に過ごした大学前半の2年間

ーー最初に一橋大学での学生生活についてお伺いしたいと思います。まずは一橋大学を志望した理由から教えてください。

ケロッグ 上西さん:
高校生のときにアメリカへ留学した際、報道の力で世界が変わる瞬間を目の当たりにしました。その経験から報道に強い関心を持つようになり、社会学を学べる大学が進学先の候補でした。
最終的には、一橋のオープンキャンパスで、キャンパスの建物や雰囲気に心を掴まれたことが決め手になりました。加えて、一橋は学生数に対して留学プログラムが非常に充実している点も魅力でした。4歳~8歳と高校時代の1年間を海外で過ごしており、「また海外で学びたい」という思いが強かったんです。

ーーオープンキャンパスがきっかけだったのですね。実際に入学されてから、大学1~2年生の間はどのように授業を選んでいましたか。

ケロッグ 上西さん:
留学の選考にGPAが必要だったこともあり、まずは一つ一つの授業にきちんと向き合うことを大切にしながら、興味の赴くままに「面白そう」と感じた授業を何でも履修していました。
大学1~2年生の頃から関心分野が完全に決まっている人は少ないと思うので、自らの好奇心に従って様々な授業を履修することで、興味を持てる分野を探っていくのが良いと思います。

ーー確かに視野を広げるのは重要そうです。学業以外で特に注力していたことはありますか。

ケロッグ 上西さん:
パン屋さんでのアルバイトに力を入れていました。お客さまの表情や会話からニーズを読み取り、「このパンが合うかも」と提案する過程がとても楽しかったのを覚えています。この経験は、今のマーケティングの仕事において消費者のニーズを考える上で、確実に活きています。
また、時給は他のアルバイトより低かったものの、自分にとっては「楽しいかどうか」「やりがいを感じるかどうか」が大事なのだと気づけたのも大きな学びになりました。在学中で最も長く続けたアルバイトでもあり、学生生活を象徴する経験の一つになったと思います。

ロンドン留学で培った、「まずはやってみる」行動力

ーー入学前から留学に関心をお持ちだったとのことですが、実際にはどちらに留学されたのでしょうか。

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ケロッグ 上西さん:
3年生の夏から1年間、London School of Economics and Political Science(LSE)に留学しました。コミュニケーションを深めてグローバルな視点を身につけたいと考えていたため、言葉の通じる英語圏であること、そして様々な国から学生が集まっている大学であることは重要な基準でした。また、アメリカには計5年間住んだ経験があったため、新たな文化や価値観に出会いたいと思い、イギリスを選ぶことにしました。

ーー LSEの授業ではどのようなことを学んでいましたか。

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ケロッグ 上西さん:
家族社会学や、まちづくりと経済の関係性に関する授業を主に履修しました。授業では毎週大量の論文を読み、それをもとにディスカッションする形式なので、発言するには準備が欠かせず大変だったものの、各国の学生の多様な視点に触れられて非常に刺激的でした。
特に印象に残っているのは、東南アジアからヨーロッパに出稼ぎに来る母親たちの話です。ヨーロッパの裕福な国における女性の社会進出は、実は貧しい国の母親たちのケア労働によって支えられています。その一方で彼女たちの子どもは母親不在の中で育つことを余儀なくされている、という指摘があり、日本ではなかなか得られない視点だったので、強い衝撃を受けました。

ーーありがとうございます。授業外でも活動されていたことがあれば、ぜひ教えてください。

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ケロッグ 上西さん:
ソーシャルエンタープライズと呼ばれる、ビジネスを通して社会課題を解決するコミュニティ団体で、低所得者向け住宅を訪問して困っていることを聞いたり、住民たちが週末に食事や運動を行うプログラムのボランティアに参加したりしました。そこでは、留学生ではなく、実際にロンドンに住んでいる老若男女、多国籍の人々と交流する機会がありました。
日本では大学のサークルや、よく行っていたお店でのアルバイトなど、比較的身近な場所で活動していましたが、まったく新しい環境の中でこうした活動に飛び込んだことで、「まずはやってみる」という行動力を培うことができました。道なき道を探りながら進む経験は、日本にいるだけでは得られなかった貴重な財産になったと思います。

ーー留学に関心を持っている学生へ、メッセージをお願いします。

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ケロッグ 上西さん:
留学で卒業が遅れるのは誤差に過ぎません。むしろキャリアを気にせず海外で暮らせるのは学生の特権であり、社会人になってからではなかなかできない貴重な経験です。迷っている方には、挑戦した方が良いと伝えたいです。

現在のキャリアにもつながった大学後半での学び

ーー留学の後、日本に戻られてからはどのように過ごされたのでしょうか。

ケロッグ 上西さん:
4年生の6月に帰国し、ゼミの活動に取り組んでいました。選んだのは「堂免ゼミ」という、まちづくりをテーマにしたゼミです。

ーー堂免ゼミを選んだ理由を教えてください。

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ケロッグ 上西さん:
理由は2つあります。1つ目は、関心分野がメディアからまちづくりへ移っていたことです。商業施設を管理するデベロッパーが、まちづくりを通じて、住居や子育て・介護などの面で地域の人々の生活を支えていることに気づいたのがきっかけでした。
2つ目は、ゼミ内の交流が盛んな雰囲気があったことです。留学に行く前にゼミを選ぶ際、私が帰国して元の同期が卒業した後も、学内にコミュニティがほしいと考えたので、ゼミを自分たちの大事なコミュニティの一つととらえている人たちが集まっている点が魅力的でした。卒業して5年経った今でも、同期10人で旅行に行くほど仲の良い関係が続いています。

ーー実際にゼミではどのような活動に取り組まれていましたか。

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ケロッグ 上西さん:
地域で子育てなどの福祉をどう担うかをテーマに、子ども食堂や子育て支援団体へのインタビュー調査を行い、その成果を卒論にまとめました。この時のインタビューを通じて、人は必ずしも思っていることをそのまま言葉にするわけではないので、相手の考えを理解するにおいて鵜呑みにすべきではないと学びました。
特に私のテーマだった福祉に関わる方々は、表では気丈にふるまっていても、質問を重ねたり、表情を見たりするにつれて、苦悩などの本音が見えてくることが多かったです。この時の学びは、現在のマーケティングの仕事にも活きています。

ーーありがとうございます。ゼミに注力されていた一方で、授業を受けることは少なかったのでしょうか。

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ケロッグ 上西さん:
私の場合は、就活が終わった後も、週3日は大学に通って授業を受けていました。商学部のマーケティングや社会学部のデータ分析など、キャリアに直結しそうな科目を中心に履修しました。社会人になると自費で様々な講座を受ける人も多いですが、大学では講義を「取り放題」なので、興味のある授業は積極的に履修しないともったいないと思います。

ーー特に印象に残っている講義はありますか。

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ケロッグ 上西さん:
「如水ゼミ」は特に印象深かったです。ユニリーバへの内定後に、取引先となる広告代理店について知りたいと思い、電通主催のプログラムに参加しました。
4人1組でキャンペーンを考えるワークに取り組み、最終プレゼンの前には電通社員の方とともに、丸一日合宿のような形で準備をしたんです。広告代理店の方が仕事に向き合う際の熱量を間近で感じることができたのは、非常に貴重な経験でした

ーーここまでのお話も踏まえて、学生時代の過ごし方についてのアドバイスをいただけると嬉しいです。

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ケロッグ 上西さん:
「これが就活・将来に良いだろう」と思って活動するよりも、好きなことを突き詰めた方が良いと思います。就活のスタートが早まる中で「何かやらなければ」と焦る方も多いでしょう。そうした中で「好き」や「得意」なことがある人ほど結果的に良い結果を得られると思うんです。学生のうちは失敗してもやり直せるので、興味があることに沢山挑戦することをおすすめします。
また、同じ大学には考え方や関心が似ていて会話の合う友人が多いと思うので、そういう仲間を大切にするのも学生時代ならではの財産になるはずです。

つづきはCareerPodで

マーケティングの仕事の魅力や、転職活動のエピソードなど、本記事のつづきは、大学1年生から就活生まで使える”スロー就活サイト”「CareerPod」でご覧いただけます

参考

【一橋→外資系マーケ】(後編)生活者に寄り添う、食品マーケティングへの思い|CareerPod

careerpod.jp

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