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インタビュー・レポ
一橋大学にある各種プログラムを利用して、授業以外での学びを経験する先輩の体験談を紹介していく、一橋mapの「一橋プログラム体験記」シリーズ。
「これからプログラムへの挑戦を検討している」「先輩の経験談を聞いて刺激を受けたい」そんな想いを抱える一橋生が、新しい出会い・挑戦をする一助となればと考えております!
今回は、海外語学研修(英語)に参加し、オーストラリアのクイーンズランド大学へ渡航した経済学部生へのインタビューをお送りします。
先輩プロフィール(A・Kさん)
学部:経済学部3年
利用したプログラム:海外語学研修(英語)
渡航先:クイーンズランド大学(オーストラリア)
私が参加した「海外語学研修」とは、主に言語の習得を目的に海外大学へ渡航する4〜5週間くらいのプログラムです。英語の他にも、フランス語・ドイツ語・中国語の語学研修があり、一応「授業」の枠組みで行われるため単位も出ます。英語圏ではアメリカ・イギリス・オーストラリアのいくつかの大学に行くことができ、私はオーストラリアのクィーンズランド大学に行きました。
留学先の大学では授業を受けるのですが、一般的な留学では経済などの専門分野を学ぶのに対し、このプログラムでは「PACE」のような語学プログラムに参加して言語を学びます。PACEよりは求められるレベルは高くなく、プレゼンのようなビジネス英語というよりは、会話やリスニングのような日常で使う英語に触れていました。
ちなみにプログラムは夏季と春季があり、私は2年生の冬休み(2月から3月)に5週間のスケジュールで参加しました。
実は高校でも同じような語学研修のプログラムに参加したことがあるのですが、当時は消極的で、全然話すことができませんでした。その心残りからずっとリベンジを考えていて、英語で何かを学ぶというより、英語自体を学べるプログラムということに魅力を感じて参加を決めました!
また、長期休暇中に留学を済ませることができるという気軽さも、他の留学プログラムではなく海外語学研修を選んだ一つの理由です。
コースによって渡航期間が異なるので一概には言えないのですが、4〜7単位付与されます。私の場合は5週間だったので7単位分で、英語の必修分をほぼカバーできたのは大きかったです。一緒に参加した1年生もとても喜んでいました(笑)
もちろん渡航先の国や大学によって異なると思うのですが、クィーンズランド大学の場合のプログラム費用は70〜80万円くらいでした。この中に学費や航空券代、ホームステイ代が含まれています。
大学からの奨学金もあり、全員に20%、数名に追加で80%(つまり合計100%)の補助が支給されます。後者の奨学金には選考があり、レポートの提出や、経済状況・学業の成績が加味されるものになります。私は100%の補助を受けることができたので、プログラム費用は1円もかかりませんでした。
これに加えて、現地で旅行や観光をする際には追加で費用がかかってきます。私は結構遊びに行ったので、15〜20万円くらい使った記憶があります。なお、食事はホームステイ先で朝食・夕食(休日は昼食も)食べることができました。
大学では、必修の英会話の授業と、その他に選択式の授業を受けていました。
必修は「PACE」と似ていて、Speakingに特化した日があったり、Listeningに特化した日もあったり、もらった教科書を軸に進めていくという形です。一応最後にテストがあったのですが、さほど難しいものではなく、普通に受けてフィードバックをもらうような感じでした。選択授業では、IELTS対策の授業や、ビジネスイングリッシュを学ぶ授業がありました。
私が冬休みに行ったからかもしれませんが、クラスは8割くらい日本人で、残り2割に韓国人、中国人、コロンビア人などがいました。一応英語のレベル別でクラスが分かれていて、私は標準レベルだったのですが、もう少し上のレベルだと外国人が増えてくるのかなと思います。
授業は朝8時15分に始まり、2時間の授業を2コマ受けて、12時45分に終わります。私の場合は6時20分ごろに起きて、バスで20分ほどかけて大学に通っていました。私のホームステイ先は大学から近い方のようで、他の参加者では1時間以上かかっていた人もいました。
午後は完全にフリーになるので、クラスメイトと遊びに行ったり、ホームステイ先の人と出かけたり、キャンパスの中でバスケをしたり、各々自由に過ごしていました。クィーンズランド大学の近くには自然が多くて、植物園や動物園に行っている人もいましたね!
私が渡航した時期にちょうど現地で新歓が行われていたのですが、私もサークルから新歓を受けて参加していました(笑)。キリスト教を学ぶサークルで、週末に教会に行ったり、金曜日の夜にみんなで夕ご飯を食べたりして、友だちができて本当に心に残る思い出になっています。5週間で帰国するのにもかかわらず温かく受け入れてくれて、英語を使う機会にもなって、結構楽しかったです。
夏休み明けの9月から10月ごろが例年の応募時期で、その期間にmanabaから申し込む形になります。選考ですが、プレイスメントテストの点数で申し込める大学が決まっていました。私はそこまで高くなかったので半分くらいの大学は対象外だったのですが、あくまでも基準点なので、多少下回っている分には問題がないそうです。
他のプログラムと違い、私のときは書類提出や面接などは一切なく、普段の成績やGPAもおそらく見られませんでした。オンラインで申し込み、渡航先がメールで発表されるような形でした。
この時期に奨学金の申し込みも併せて行う形になります。申し込み期間に説明会があると思うので、少しでも興味があればそちらに参加してみてください!
私はこの海外語学研修への参加を通じて、目的だった英語のスキルアップを実現することができました。実際、TOEICのリスニングの点数がとても伸びて、この一点だけでも本当におすすめできるプログラムだと思っています。
応募にあたっても難しい選考などがなく、私のときは全体の枠より応募している人の方が少なく、狙い目だと感じました。4〜5週間の間、普段よりも意識して自分から動くようにすれば、英語力やコミュニケーション力がついて自分に自信がつくプログラムですので、少しでも興味があれば応募してみてください!
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