ゼミ
ゼミ選びの第一歩「オープンゼミ」って何?
解説記事
こんにちは!!一橋map運営チームのRです。
今回は、真野ゼミに所属している経済学部のMさんにインタビューをしてきました!
「開発経済学」という学問の奥深さや、真野ゼミの魅力について詳しく話してくれたので、興味のある方は是非ご一読ください。
元々国際政治系の分野に興味があり、2年生の秋学期に開発経済学の講義を受けました。その授業がとても面白く自分のやってみたい学問にぴったり合っているなと感じ、開発経済学のゼミに入ろうと思いました。
またゼミに入る前から、真野先生が優しくて教育熱心な方だということを聞いていたので、それも決め手の一つになりました。
3年生の前期では、毎週決まった担当者が60分ほどかけて、とある論文についてスライドを用いながら発表します。論文の内容は、開発経済学に限らず経済学に関連するものであればなんでもよいのですが、基本的には英語の論文です。担当者以外は、各々で事前に論文を読み、要約をしたうえで授業に臨みます。担当者の発表後、残った時間で質問応答を行うという形式です。
3年生の後期では、2,3人に分かれてグループ研究を行います。発展途上国のインフラや農業・労働についてなど、研究のテーマはさまざまで、研究の進捗報告を毎週行います。その際に先生から意見やアドバイスなどをいただけます。
教科書の輪読からスタートするゼミが多いと思いますが、真野ゼミでは教科書は使用せず、すぐに論文を読み始めます。
とはいえ、自分の興味に沿った比較的やさしめな論文を選べる上、先生からもおすすめの論文を紹介してくださるので、そこまでしんどくはないと思います。
基本的には開発経済学に関連するテーマだと聞いていますが、開発経済学自体が非常に幅広い学問領域を含んでいるので、かなり自由度は高いです。
難しいですね!(笑)
その名前の通り、発展途上国の経済を扱う学問なのですが、先ほどもいったように本当に幅広い領域を扱います。
例えば産業発展に関して、「日本は経済成長を遂げたにもかかわらず、なぜアフリカの国々では発展が進まないのか」という話があります。このような問題に対して、実証分析や回帰分析など様々な手法を用いて効果検証を行い、研究を進めていきます。
また、産業発展以外にも人々の健康状態や教育についてなど多くの分析対象があります。
みんな真面目で優秀です。飲み会が定期的に開かれるのに加え、先生主導のOB会が開かれることがあるので、授業外での関わりもあります。
はい!今年はフィリピンに行きました。
3,4日の行程で、アジア開発銀行への訪問や、現地の農村地区の方との交流など、貴重な体験ができました。
個人的には、先生の知り合いでもあるアジア開発銀行の職員の方とお話ができたことです。国際機関で働いている人の話を聞くのは初めてで、とても面白い経験でした。
留学に行く人は多いです。3年生は9人中3人が留学しており、4年生は半数近くが留学しています。留学に行きたい人は全然行って問題ないです。
冒頭でも言った通り、優しくて教育熱心な本当にいい先生です。LINE上で様々な論文や有用コンテンツを共有してくださるなど手厚くサポートをしてくださいます。
一般的な大学生と大きくは変わらないと思いますが、意識は高いと思います。業界としては金融や商社などで、国際的な組織への就職を考えている学生もいます。また、大学院進学を考えている学生も多いです。
今年の倍率は、最終的には1倍程度(定員と同人数)だったと思います。
選考時の課題は、志望理由や自己紹介・希望する進路などについて、A4サイズで2,3ページ程度にまとめたものを提出しました。
面接では、提出課題に沿った質問や、将来やりたいことなどについて深堀りされました。経済学に関することより、自分自身のことについて話していくタイプです。オンラインでの面接だったこともあり、緊張感は少しありましたが、答えにくい質問などはなかったです。
開発経済学の授業を先に履修しておいたり、関連する本を読んだりしておくと、学問に対するイメージがわいて志望理由なども書きやすくなると思うので、おすすめです!
真野ゼミについては、こちらのページでも詳しく紹介しています!
あわせてぜひご覧ください。
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一橋mapの記事をお読みいただきありがとうございました。