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【ゼミインタビュー】中野誠ゼミってどんなゼミ??(一橋大学商学部)
インタビュー・レポ
こんにちは!!一橋map運営メンバーのRです。
今回は竹下ゼミに所属している経済学部のKさんにインタビューをしてきました!先生の人柄がよく、法学部の中でもニッチな学問とのことなので、ゼミ選択で何を選ぶか迷っている法学部生は必読です!
もともと国際関係コースに進むか法学コースに進むか迷っていたのですが、民法でもあり、他国との関係も学べる国際私法に興味をもったからです。2年生の秋冬に竹下先生の国際私法の授業をとっていて、先生の優しそうな人柄を知っていたこともあって竹下ゼミを選びました。
国際私法という、国際的な私人間の関係について規定する民法について学習しています。国際系の学問というより、結局のところ民法です。
春夏学期では、基礎を固めるために先生の書いた本を教科書として読みました。また、先生が選んだ判例の中から調べたいものを選び、判例の分析や解説を行いました。グループワークの形式で行われますが、チームプレイというよりは個人で作業したものをまとめる感じでした。秋冬学期は4年生が卒論の進捗報告をしているので、3年生はそれについて感想を言います。
3年生も4年生も木曜日の5限に行われ、4年生も春夏学期は基礎を学びます。
前期は竹下先生の『基礎国際私法』という教科書と、『国際私法判例100選』という判例集を使いました。
去年の卒業生には、「不動産をめぐる訴えの法廷専属管轄を所在地国に認めるべきかどうか」や、日本の同性婚裁判の分析をやっている人がいました。他にも、特許系のテーマを考えている人もいます。
全体的に国際私法に関係していますが、緩く関係している程度で大丈夫です。3年生の冬から任意で卒論の構想を発表します。
教授の人当たりがよいため雰囲気はやわらかく進むものの、1つ質問したら10個くらい返答をしてくださるので緩すぎはしないイメージをしてください。基本的に「自由に進めてください」という形でゼミ生中心に進みますが、進行が止まると教授が助け舟を出してくれます。
ゼミ生も穏やかな人が多いです。3年生は一人ずば抜けて頭がいい人がいるけど、半分は真面目、半分は緩い感じです。まじめな議論をするときもあれば和やかな雰囲気で進むときもありますね。
1月に初の合宿として、台湾に行きます!ゼミ生同士で夏に飲みに行きましたし、授業が被ることも多いので助け合うこともあります。また、竹下先生が月1くらいの頻度で食事会を開いてくれるので、学校外でわざわざ飲み会を行うことはありません。そこそこ仲は良いです。
3年生が一人オーストラリアに行っています。留学するのは相談すれば行けるという感じです。国際って名前に入ってますけど、国際色が強いわけではないです。
あまりそのような話はしませんが、メーカー・商社・銀行など、だいたい民間就職なのではないかと思います。公務員志望はあまりいません。
今年は落ちた人はいませんでした。定員は去年は8人でしたが、9人通りました。来年は4人程度に絞る予定です。ゼミ選考の課題は志望理由だけで特段の応募課題はなかったはずです。ゼミに入ったら深めたい分野について聞かれました。面接は免除でした。
国際私法の授業を受けることと、基礎知識の理解があれば強みになると思います。2年の秋冬で国際私法をとるのがおすすめです。
竹下ゼミについては、こちらのページでも詳しく紹介しています!
あわせてぜひご覧ください。
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一橋mapの記事をお読みいただきありがとうございました。