
入学準備
【文学部】履修の組み方|京都大学の学部・学科別
解説記事
大学入学にあたって、皆さんは初修外国語(第二外国語)を選択する必要があります。第二外国語はすべての学部で必修となっており、絶対に落とせません!この記事では、第二外国語選択の基本的な情報をまとめています。
京都大学で選択できる言語は、ドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語、ロシア語、イタリア語、朝鮮語、アラビア語の8つです。
学部に関係なくアラビア語が選択できるのは京都大学ならではの特徴です(ただし、授業進度が早く難しいので、もし選ぶなら覚悟を持って選びましょう)。
文学部、教育学部、法学部、経済学部は16単位、総合人間学部は12単位、理学部、医学部、薬学部、工学部、農学部は8単位が必要です。
第二外国語の単位がとれていないと卒業できません。単位を落とすと留年に一歩近づきます。
ドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語は「メジャー言語」、ロシア語、イタリア語、朝鮮語、アラビア語は「マイナー言語」と呼ばれています。
マイナー言語は、メジャー言語と違って再履修クラスがありません。再履修クラスとは単位を落としてしまった時の救済措置です。マイナー言語を落とすと1年後の同じ授業を取り直す必要がありますが、メジャー言語なら次の学期の再履修クラスを取ることができます。
また、メジャー言語のクラス分けは学部・学科ごとなので、同じクラスに知り合いがいる心強さがあります。なお、メジャー言語を選んだ人は自動的にクラスが割り当てられますが、マイナー言語を選んだ人は自分でクラスを選んで履修登録する必要があります。
新入生用サイトで登録します。2025年は3月15日9:00から開始、締め切りは25日17:00です。
時間割作成画面から言語名を検索し登録します。忘れないようにしましょう。
押さえておきたいのは、大学生活が始まると、勉強に対するモチベーションがなくなる人が少なくないということです。今どれだけやる気があっても、入学後には様々な誘惑が待っています。また、第二外国語を話せるレベルまで上達させられる人は非常に稀です。
そのため、第二外国語は興味があるものを選んだ方がいいでしょう。どの国に行ってみたいかで選ぶのもアリです。話せるようにはならなくとも、選んだ言語の知識が身につくと、旅行の時に文字が読めたり、簡単な会話ができたりして心強いのではないでしょうか。興味があれば、勉強するのも辛くなくなります。
ちなみに言語間の難易度にそこまで差はありません。ただ、一般にはメジャー言語の方が簡単だと言われています(再履習できるから?)。
総合人間学部、文学部、教育学部では、英語を履修しないことで第二外国語を2つ学ぶことができます。かなり大変だと思いますが、選択肢の一つとして覚えておいて損はないかもしれません。
言語間の難易度に大きな差はないので、第二外国語は興味があるものを選びましょう。選ぶときは慎重に、後悔のない選択を!
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京大mapの記事をお読みいただきありがとうございました。