
入学準備
【先輩京大生が伝授】一人暮らしのアイテムは何が必要??
解説記事
新入生の皆さん、合格おめでとうございます!
60人の定員という狭い枠を目指してきた皆さんのために、「最低限知っていれば卒業できる」という教育学部の仕組みや履修の流れを紹介していきます。
まず単位には①全学共通科目(般教)と②専門科目の2種類があります。
卒業には、①56単位、②88単位(卒業論文の16単位含む)の計144単位が必要です。以下でそれぞれの内訳を見ていきましょう。
全学共通科目の中でもいくつかの区分があります。必要な単位数は以下の通りです。
A.人文・社会科学 | ・英語選択の場合:20単位以上 ・英語を選択しない場合:12 単位以上 |
B.自然科学 | ・6単位以上 |
C.情報学/健康・スポーツ/ キャリア形成/統合科学/少人数教育 | ・6単位以上 |
外国語 | ・英語選択の場合:英語8+二外16=24単位 ・英語を選択しない場合:16 ×2か国語=32単位 |
ほとんどの方が英語を履修すると思います。その場合、卒業に必須な外国語の単位は以下の通りです。
英語は1回生のうちに取り切るのが理想です。なぜなら内容が面倒な面があるのと、落単すると少し恥ずかしいからです。
第2外国語(二外)は、中国語、ドイツ語、スペイン語のどれかを取る人が多いです。それ以外だと先生の選択肢が少なくなったり友達と協力できなかったりするので、覚悟を持って選びましょう。
般教には、学生に優しい楽単と言われる授業があり、レポートを提出しなくても単位がもらえたり、座っているだけで単位が貰えたりします。楽単はもちろん人気なため、履修期間に抽選科目として抽選が行われます。手当たり次第応募して、効率よく単位集めをしましょう。
なお、ILASセミナーという少人数の授業がありますが、週替わりで発表をしていくような授業で大変な面も多いです。興味があるテーマの時だけ取りましょう。
ここまで整理すると、1回生で絶対に取るべきなのは英語リーディングと英語ライティング-リスニング、第2外国語(初級)です。その他空いているコマに楽単をひたすら詰め込んでいく感じですが、E科目を取っておくと後々が楽でしょう。
また、般教は1・2回生までに取り切っておくと、3・4回生で忙しくなってくるゼミや卒論、就活や院試勉強等に集中できます。もちろん4回生までに取り切れば大丈夫なので落としても安心してください。
3回生から、現代教育基礎学系(現教)、教育心理学系(心理)、相関教育システム論系(相関)の3つの系に分かれます。教職免許を取りたい人は現教、公認心理師等の資格を取りたい人は心理、それ以外の人は相関に進むイメージです。
それぞれで必要な単位が違うので、以下で説明します。
現教 | ・講義:12単位 ・演習・実習:16単位 (ゼミ4単位・購読演習2単位を含む) |
心理 | ・講義:12単位 ・演習・実習:16単位 (ゼミ4単位・購読演習4単位を含む) |
相関 | ・講義:12単位 ・演習・実習:16単位 (ゼミ4単位・講読演習or「社会調査」課題演習2単位を含む) |
すべての系で、以下も含めた計88単位が卒業までに必要となります。
専門科目の4年間のイメージとして、1回生では2~3コマ取って、2回生では楽そうな講義を般教と半々くらい、3回生から演習やゼミをがっつり取っていく感じです。
「講義」は先生の話中心の授業、「ゼミ」は少人数で論文や文献を読み発表する授業、「演習」「実習」は実験など手を動かす授業です。基本的には講義が1番楽なので、他系科目や選択科目では講義を多めに取るのがおすすめです。
なお1回生の時には選択科目に含まれる「教育研究入門」は必修で、卒業にも必須です。内容はなかなかハードですが、同回のみんなと協力しながら楽しくできるのでそこまで苦ではありません。筆者は1回生の時に落としてしまったので2回生で1個下の子に囲まれて肩身が狭い中取り直しました。という感じで、必修と言えど4回生までに取れば大丈夫なので安心してください。
教育学部は京大の中でも仲が良いことで有名な学部です。入学直後には先輩や同回と遊ぶ機会が多くセッティングされているので、積極的に参加すれば自然とたくさん友達ができます。
それでも分からないことがあれば、なんでも先輩に聞いてみてください。ここには書けない履修の裏技から京大の秘密まで、何でも教えてくれるはず。友達と協力しながら単位を取って、充実した大学生活を送ってくださいね!
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