長期インターン/就活
「価値=対価」のフェアな社会の実現を目指すコンサルティングファームで、長期インターン募集
解説記事
こんにちは!京大map編集部です。
皆さんは「学生に人気の企業」と聞いて、どんな企業を思い浮かべるでしょうか?メーカー、銀行、メディア…色々な業界がありますが、実は就職先として常に高い人気を誇るのが「総合商社」です。実際に、旧帝大および早慶の学生を対象にした就職人気企業ランキングでは、上位5位がすべて総合商社というラインナップでした。
なぜ総合商社の人気は続いているのでしょうか。そして、人気の総合商社に入社するには、どんな準備が必要なのでしょうか。
そこで今回は、京大mapを運営するコンコードアカデミーが手がける“スロー就活サイト”『CareerPod』の記事をもとに、総合商社について解説したいと思います。就活を迎える3年生だけでなく、なんとなく将来について考え始めた方もぜひご覧ください!
まず商社というのは一言でいうと、「商売をおこなう会社」です。商社の商売は「トレーディング」とも呼ばれ、製品やサービスを売りたい企業と買いたい企業を仲介する役割を担います。
総合商社はこのトレーディングについて、「ラーメンからロケットまで」と表現されるように、食料品から石油や金属、航空機や宇宙ビジネスまで、幅広く手掛けているのです。
また、総合商社は「事業投資」にも力を入れています。たとえば「金属」に関して、もともとはトレーディングだけ行っていましたが、そこで得たノウハウや人脈を活かしながら、採掘元となる鉱山への投資を始めました。これにより、金属の供給を安定化させるとともに、収益の拡大にも成功しています。
大手の総合商社では、海外での油田開発や、途上国のインフラ整備など、社会的インパクトの大きな領域について、投資や経営も手掛けています。こうしたビジネスに関わることが出来るのも、総合商社の醍醐味です。
また総合商社のビジネスは海外と関わることが多いので、世界中に拠点があり、日本人の社員が派遣されます。そのため、他の業界よりも海外で仕事をするチャンスに恵まれており、グローバルでの活躍を希望する方にはオススメです。
大手の総合商社には、多くのグループ会社が存在します。こうした会社の運営を任せる経営幹部の育成にも注力しています。新卒で入社をしてある程度経験を積んだ後、グループ会社に出向し、幹部として会社経営に携わる社員も多いです。また国内だけでなく、海外のグループ会社に出向するケースも少なくありません。
人材育成の体制が整っており、経営に関わる機会の多い総合商社は、将来的に経営に関わりたい方にとって、うってつけのキャリアといえるでしょう。
給与が高く、福利厚生が充実していることも大きな魅力です。まず給与について、大手総合商社の2024年時点での平均年収は以下の通りです(出典:各社2024年度有価証券報告書)。
日本の上場企業の平均年収は約650万円なので、給与水準の高さが分かるのではないでしょうか。また単に平均年収が高いだけでなく、30歳前後で年収1,000万円を突破します。つまり若くして恵まれた収入を得ることができるのです。
また、独身寮や借り上げ社宅が用意されているほか、海外赴任の際の手当も充実しており、非常に待遇が良い業界です。

ここまでで、総合商社の魅力がわかったのではないでしょうか。一方でそれだけ人気が高いため、大手の総合商社に入るのは至難の業となっており、入社倍率は50倍~100倍ともいわれています。
エントリーシート、Webテスト、複数回の面接、さらにはインターンシップへの参加などステップも多く、各選考で入念な準備が必要です。
そこで『CareerPod』では、大手総合商社の選考対策を企業別に網羅した「完全攻略」シリーズの掲載を開始しました。著者は、徹底的な対策を行って大手総合商社3社のほか、戦略コンサルやメガバンクなどからも内定を獲得した、就活アドバイザーのロミさんです。
たとえば、最大手の1社である三菱商事については、同社の3つの強みを深掘り、志望動機など面接で話す内容に活かせるように解説しました。また面接については、具体的に内定者の“ガクチカ”のエピソードとともに、面接官にどのように深掘りされるのかも紹介しています。

また、三菱商事に並ぶ人気企業である三井物産に関しても詳細に解説しています。有名な書類選考の課題である「自分史」については内定者の事例を紹介するとともに、複数の内定者の話を踏まえた攻略法を紹介しています。
さらに同社の選考にはインターンシップへの参加が含まれますが、ただ参加するだけでは通過できません。そこでインターンで出される課題攻略のポイントや、参加前に準備すべきことなど詳細に解説しました。

このように、大手総合商社の内定を獲得する上で必要な情報が詰まったシリーズです。特に就活中の方は、ぜひチェックしてみてください!
この記事では、総合商社が人気の理由や、必要な選考対策について解説しました。総合商社の手掛けるビジネスは日本の経済において必要不可欠なもので、今後も成長が見込まれます。また恵まれた報酬を得ながらグローバルに活躍できるため、就職先としての人気も続くでしょう。
興味を持った方は、ぜひCareerPodを活用しながら総合商社を目指してみてください!
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京大mapの記事をお読みいただきありがとうございました。