サークル
【京都大学エスノ3ジョウ】団体紹介〜教育事業部編〜
インタビュー・レポ
新入生の皆さん、京都大学入学試験合格誠におめでとうございます!突然ですが皆さんに質問したいことがあります。
A. 私はあります。
中華饅頭って予想はしていたけどやっぱり上をクルクルって閉じるのがむずいんですよね。私たちは「すじこん」ていう牛筋と蒟蒻と玉葱を煮込んだ料理を中に入れて作ったんですけど煮汁で皮の生地がふにゃふにゃになっちゃて悪戦苦闘しました。それで今年は中華饅頭じゃなくて「ちょぼ汁」を作る計画になっています。さて、こう言われた皆さんはまずこう思うんじゃないですか?
A. 淡路島の郷土料理です。
一応説明しておくと淡路島というのは兵庫県の南にある琵琶湖よりちょい小さいくらいの島のことです。(いまさらですが私たちは淡路島で活動しています。)以下は農水省のサイトにあった説明書きのコピペです。
どろっとしただし汁に、団子とささげ豆、ズイキが入っている「ちょぼ汁」は、江戸時代から続く淡路島の伝統的な郷土料理である。お汁粉に似ているように見えるが甘くない。具のささげ豆ともち粉の団子は栄養価が高く、ズイキは古い血をくだし血液をきれいにする作用があると言われ、「産後の乳の出を良くするために嫁に食べさせる」と、母が出産後の娘の体力回復のために作る習慣があった。鍋にたくさん作り、出産のお祝いに集まった親戚や近所にも振る舞う。また、子どものお宮参りの際にも作り、親戚や知人に配る習慣がある。
ちょぼ汁の名前の由来は、子どもがかわいいおちょぼ口になるようにとの願いを込めたところからついたという。汁の中に入れる団子は、女の子が生まれたら真ん中をへこませるかまん丸にする、男の子だったら先をとがらせる。そうして子どもの健やかな成長を願う
(ささげ豆は小豆に似た赤黒い色の豆です。)(ズイキというのは里芋の葉っぱと茎の間の部分です…といっても生えてる里芋を見たことがないという人はイメージしづらいかな?)
農水省のサイトには作り方まで載っています。興味がある方は是非ご覧ください。https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/40_5_hyogo.html)
さて、そろそろ皆さんはこのことが気になってくるでしょうね。
A.「御食国 淡路」をPRするためです。
御食国は「みけつくに」と読み、古くから朝廷に特別な食物を献上する国(旧国)を意味します。日本を構成していた六十余州もの国の内で御食国はたったの3つ。その一つが淡路島全域によって構成される「淡路国」なのです。その歴史にたがわず淡路には玉葱、鱧、海苔、そうめん、最近ではサクラマスなどの豊かな食材を生み出してきました。「私たち」は淡路の食をPRすることでより多くの人々が淡路島に親しみを持ってくれることを目指しています。
さて、最後に皆さんが気になることは…
A. 京都大学エスノ3ジョウ食べもの事業部です。
京都大学エスノ3ジョウは淡路島にある兵庫県洲本市の「地域おこし」を行うインカレサークルで、多面的に地域を活性化するために様々な方向の事業を展開しています。今回紹介した食べもの事業部としての活動はサークル全体の活動の内のほんの一部。レトロな商店街を生かした「観光事業」や地元のこどもたちと大学をつなぐ「教育事業」も鋭意活動中!それでも不満な方には「新しく事業を立ち上げる」オプションもご用意しておりますよ!
「地域おこし、of the Student, by the Student, from Sumoto」をモットーに活動するインカレサークルです。
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京大mapの記事をお読みいただきありがとうございました。