ゼミ
【ゼミインタビュー】岡本純也ゼミってどんなゼミ??(一橋大学商学部)
インタビュー・レポ
こんにちは!!一橋map運営チームのNです。
今回は辻ゼミに所属している法学部のI.Tさんにお話を伺いました!辻ゼミは行政学について学べるゼミで、少しでも興味のある法学部生は必読です!!
日本の行政の仕組みに興味があり、このゼミが唯一の行政学を学べるゼミで、日本の行政システムなどを学ぶことができるゼミの独自性に惹かれました。
例えば、少子高齢化で地方で過疎化が起きている問題や、高齢者の増加により介護が大変であるとかいった問題に対して、どのように行政側が取り組むのかという行政の観点から学んでいます。
まず辻ゼミの特筆すべき点として、春夏学期と秋冬学期で進め方や内容が大きく変わってきます。
3年生の春夏学期では、官庁や省庁の方の講演をしていただける大学院の講義に週に1回参加します。その授業をもとに、教授からA4で1,2枚程度の課題が提示され、ゼミで議論をするという流れです。秋冬学期では大学院の授業はなくなり、本を毎週1冊読んでレポートにまとめ、ゼミで議論をします。本は行政分野に関連するものから生徒側で読みたい本を提示し、全体で読む本を調整して決めるため、それぞれの興味が反映されやすいと思います。
4年生になると、春夏学期は任意で大学院の講義を受けたり、卒業論文執筆をしたりするのがメインになります。
例年、ゼミ合宿は交互で北海道・沖縄に行っていて、今年は石垣島に行きました。研究の一環として、市役所や町役場で行政のありかたについてお話を伺ったり、実際の市街地の様子を見たりします。ゼミ合宿としてのスケジュールは2泊3日なのですが、メンバーの中には、前後も楽しみたいからと付け足して行っている人もいました。
行政学は幅広いので様々ですが、今後の医療政策のあり方やインフラの維持、日本の伝統芸能をいかにして守るかといったテーマなどがありました。行政が関わることであればなんでも大丈夫です。
授業は真面目な雰囲気で行われますが、ゼミの前後は仲良く話したり、ごはんも食べに行ったりもします。ご飯に関しては、みんなでいくのは年に4回くらいで、各自自由にいくのはもっとあると思います。
教授は行政学のスペシャリストで、実際に省庁の検討会に参加されていたりものすごい数の市町村に行かれていたりと経験値がすごいです。行政学は実際にどのようなことが行われているかわかりにくいので、そのような面について教えて頂けるためすごく頼りになります。生徒の意見も否定することなく受け入れてくださって、優しい先生です。また、ゼミ後のご飯も教授から提案してくださったり、冗談もおっしゃられたりと明るく話しやすい方です。
今は2人留学に行っていて、1人帰ってきた人もいます。ゼミは参加しないので1年卒業を遅らせることにはなります。留学自体はOKです。
業界はゼミの内容的に公務員関連が多いですが、政府系の銀行などもいたりと様々です。院進する人は少ないです。公務員試験の前日に授業があった際にゼミの日程を調整してくださったりもしました。
官庁の方や、県庁の職員の方との関わりはすごく多いと思います。こちらから話を聞きにいくことも、ゼミに来ていただくこともありました。
倍率は今年は1倍で、10人中10人受かりました。課題はA4 1枚に卒業論文でやりたい研究についてのレポートでした。。面接では課題の内容を深堀されました。ただ、その面接でいったテーマと今の卒業論文のテーマが異なる人もいますし、書いたことを絶対やらないといけないわけではないと思います。様々な興味をもつ人が集まるゼミという場でどういう姿勢で取り組むのかが見られているのだと思います。
面接で研究したい内容について自分でしっかり説明できることが大切かなと思います。
辻ゼミの特色として大きく2点あると思っています。1点目は法学部のゼミの多くは法律系か国際関係なのですがどちらでもなく行政を扱っているという点で、このゼミの一番大きな特徴だと思います!2点目は、行政分野で実際に活躍されている方のお話を聞いたり、現場に赴いたりと、実務に詳しくなれる点です。行政学に興味がある方はぜひいらしてください。
辻ゼミについては、こちらのページでも詳しく紹介しています!
あわせてぜひご覧ください。
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