ゼミ
【ゼミ選びの第一歩】「オープンゼミ」の基礎知識
解説記事
こんにちは!一橋map運営チームの商学部2年のぽてとです!
法学部の市原ゼミに所属している法学部4年生のA.T.さんにインタビューしてきました。市原ゼミの雰囲気の良さがよくわかるインタビューでした!
法学部は、国際関係コース・法学コース・法曹コースの3つに分かれているのですが、私はその中でも国際関係のゼミに行きたいと考えていました。私は法学部のGLPに入っているんですけれど、GLPの人たちは結構秋山ゼミや市原ゼミといった国際関係のゼミにに行く方が割と多いです。両方国際関係のゼミなのですが、内容なども似ていたため迷いました。
秋山ゼミは国際関係の中でも安全保障よりといったイメージであったのに対し、市原ゼミは教授の専攻分野はもちろんあるんですけれど、国際政治関連なら卒論でなんでもやってよく、テーマが広く自分にあっているかなと思って選びました。
市原ゼミでは、国際関係コースの人が履修する国際政治理論という授業で出てきたような理論をもう一度勉強できたり、卒業研究で例えば因果推論の手法などの確認などといったことを、文献を読む中で先生が説明してくれたりもします。
はい。授業もこれをとっておかなければいけないといったものはないです。国際関係コースの人がより多く来るゼミではありますが、法学コースに所属している人も何人かいます。
まず、ゼミの特徴として3年と4年の合同なんです。その年の人数によっても変わってくるのですが、今年は4、5限ぶっ続けでゼミがあります。4限はその週に課された論文や本などの内容についてみんなでディスカッションを行い、5限で卒論発表を行います。
4限にやることについてもう少し詳しく説明すると、毎週異なるテーマが設定されていて、教材は本を買うこともたまにはあるのですが、基本的には先生がそのテーマに関する論文を指定してくださってそれをみんなで読んでくるといった形です。授業中には、1人か2人代表の人が分担してレジュメを作成し、要約を口頭で発表した後に、その議論点についてみんなで自由にディスカッションをします。扱うテーマに関してはベースとなる候補は先生が作成してくれるんですけれど、初回のゼミの時にゼミ生の志向性に合わせてテーマを調節することもできます。
卒論発表は4年生だけではなく3年生も行います。進捗に関するレジュメを作成し、それを基に先生や先輩などからフィードバックを貰い、次の発表までにまた少し卒論作成を進めます。1回の授業でだいたい2-3人報告を行います。
本当にいろいろで、国際政治の人もいるし、国際政治経済に関連したテーマの人も、外交だったり安全保障っぽいテーマの人もいます。近年の事例に関するものも、少し昔の事例を使って調べているものもあります。
4大ゼミと夏合宿があります。
4大ゼミは、例年12月頃に行われているもので、京大・一橋・慶應・同志社が各大学ごとに1つのテーマについてプレゼンし、ディスカッションを行うものです。市原ゼミだけで参加するのではなく、国際関係関連の一橋のゼミの有志が集まり合同参加するという形なので、秋頃から2ヶ月程授業時間外に月2程度zoomでミーティングをしたりしながら準備を進めています。
夏合宿は、今年は山梨県の西湖付近の合宿所で1泊2日の合宿がありました。毎年そこに行っているわけではなくて、毎年ゼミ生主導でどこに行くかを決められて、手配や準備も基本的にゼミ生が行います。合宿では、卒論発表をしたり、余った時間で観光をしたりしました。去年の夏は直前にゼミ生で韓国に旅行に行ったので合宿はなく、大学の中で卒論発表を行いました。毎年恒例ではないのですが、仲良くなったら旅行にいくこともあります!
議論などは割と真面目にやる方かなと思います。授業中は真面目だけど、優しい人が多くて和気あいあいとしているのですごくガチガチといった感じではないです。市原先生も、基本生徒主体でずっと任せてくれて、ゼミの終わりの方に今までの議論の行方も含めてフィードバックをしてくださいます。
ゼミが4・5限に開講されているので、ゼミが終わった後に学生同士でごはんによく行ったりしています。また、たまに先ほど韓国旅行と言ったように、行きたい人がいたら学生で企画してどこかに遊びに行ける機会はちょくちょくあるかなと思います。
市原ゼミは国際関係ということもあり、結構留学に行く方が多いです。ゼミによっては、自分だけ留学したりするとカリキュラムや単位などがややこしくなるところもあるけど、市原ゼミは留学に行く人が多いのでその辺はめんどくさくないので心配しなくて大丈夫です。
市原先生は本当にすごい方だなと思っていて、市原先生のことが大好きだったり、尊敬していたりするゼミ生もすごく多いです!いろいろな活動をされているということもありますし、発言に対して否定から入ったりすることはなく、うんうんと受け止めて聞いてくださったうえで、すごく優しく、しかも適切なアドバイスをくださるので本当にとてもありがたいです!
いろいろな人がいます。私自身は小平祭実行委員をやっていたんですけれど、一橋祭委員の人や運動部の人、ダンスサークルの人、他のサークルに入っている人など、本当にいろいろな人がいます。
市原ゼミの卒業された先輩を見てみると、民間企業に就職する方が一番多いのかなとは思うのですが、官公庁や国際機関に就職されたり、大学院に進学されたりする先輩も結構いらっしゃる感じです。なので、官公庁や国際機関、院進といった進路が気になっている方にもおすすめかなと思います。
manabaで志望理由書を提出して、その後面接があります。例年応募した人は基本的に全員とる方針をとっているので、倍率はないです。志望理由書には、志望理由、これまでどのような活動をしてきたか、研究したいテーマの3つを書きます。面接では、人によって質問内容は違うのですが、志望理由などに加えていくつか質問されます。
面接は1対1で、どうして市原ゼミを志望するか、どういう研究をしたいのかといった内容について話すといった感じでした。ガチガチな面接というわけではなく、雰囲気は和やかな感じでおしゃべりをしているという感じでした。基本的に定員をオーバーすることはないので、すごく落ちる面接という感じではなくて、方向性がずれていないかの確認といった感じでした。
活発に議論が行われて、すごく勉強になります。また、穏やかな雰囲気のゼミなので居心地がいいです。皆さんに会うのを楽しみにしています!
市原ゼミについては、こちらのページでも詳しく紹介しています!
あわせてぜひご覧ください。
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一橋mapの記事をお読みいただきありがとうございました。