入学準備
京大生必見!KULASISとPandAの使い方
解説記事
新入生の皆さん、合格おめでとうございます🌸
大学では、高校とは違い時間割を全て自分で組む必要があります。
特に人間健康科学科においては、◯回生までに△△を履修していないと進級できない、など、留年のトラップがあちこちに散らばっています。
逐次ガイダンスは行われますが、ぼーっとしていて留年しました、なんてことにならないよう、今のうちに履修の流れを把握しておきましょう!
人間健康科学科では、1回生のうちは主に全学共通科目を取得します。この時、下表の卒業に必要な単位数のうちの”全額共通科目”の部分をチェックして計画的に履修しましょう。
【注意点】
(余談ですが、私(新3回生)は履修登録を間違えてしまい、コース配属の時点で全学共通科目が2単位足りなかったので、夏休みに急遽集中講義を履修しました!!)
1回生までとそこまで大差ありません。全学共通科目が少なくなり、専門基礎科目が時間割に入ってきます。進学するコースによって履修科目が変わるということもないので、ここまでで特に心配することはありません。ただ、専門基礎科目が入るため空きコマが少なく、全学共通科目を入れる時間が非常に少ないため、やはり一回生のうちにほぼ取り切っておくことが望ましいです。
また、専門科目の中には2/3回以上出席していないと単位認定されない講義がいくつか存在します。シラバスをしっかり確認すると共に初回の講義には必ず出席し、どの講義に出席しなければならないのか、注意しておく必要があります。
2回生後期からは、自分が希望したコースに進学することになります。先端看護科学コース、先端リハビリテーション科学コース、総合医療科学コースの3つのコースが存在します。ガイダンスで各コースの先生方から詳しい説明をいただけると思うので、ここではざっくりと紹介します!
看護師、保健師、助産師といった職業に就きたい方が進学するコースです。卒業後約7割が看護職として就職しています。カリキュラムの中に実習が多数用意されており、多忙な印象があります。病院で実習を行うという点から、実習期間にアルバイトなどが制限される点も注意が必要です。女の子の割合が高く、特に特色入試で入学した子が多いのが特徴です。
理学療法士として就職したい方が進学するコースです。学部卒業者には理学療法士国家試験受験資格が与えられ、この試験に合格することで理学療法士の資格を得ることができます。
理工系医療科学、臨床医療科学、基礎系医療科学などさまざまな分野について学習するため、就職先に最も多様性のあるコースです。上二つのコースのように病院に勤務する方も多い一方、三菱電機(株)や日立製作所(株)といった機械系に関する就職先に就く方も多いです。先述の通り、全学共通科目の履修にいくつか注意点があるので、よく確認する必要があります。このコースは特色入試の方は進学できず、一般入試で入学した方のみが進学可能です。
3回では、専門基礎科目ではなく選択の専門科目から、自分で時間割を組んで履修登録を行います。それぞれのコースによって卒業に必要な専門科目の単位数などが異なりますので、school lifeなどをよく参照して履修登録を行いましょう。また、先端看護科学コースは実習が非常に多いため、この時間の単位を落とすと即留年、といったパターンがあります(もちろん他のコースでも稀にあります)。履修した全ての専門科目を一回で取り切るつもりで真面目に講義に参加し、試験を受けましょう。
先端看護科学コース、先端リハビリテーション科学コースに進学した方は、長期間の実習が入ります。総合医療科学コースに進学した方もセミナーがありますが、ほとんどの時間は卒業研究をして過ごします。
先端看護コースの方は実習が、先端リハビリテーション科学コースの方は主に実習と卒業研究を行い、2時間ほど専門基礎科目が入ります(令和4年度の時間割参照)。総合医療科学コースの方は卒業研究のみで、授業はありません。
人間健康科学科の専門科目は正直試験は非常に容易で、専門科目とは思えないほど全ての科目で単位取得率が大変高いです。その一方で、先述の通り出席2/3以上などの条件を設けている教授もおられるので、真面目に授業を受けておかないと落単する可能性が非常に高くなります。テスト一発勝負が多い他学部と比べ、真面目な生徒が救われる学科ではありますので、きちんと大学に通い卒業しましょう!
最後に、我々人間健康科学科の先輩方が作ってくださった定期試験の過去問サイトを載せておきますね。
試験前にはかなり重宝すると思います。サイトを作ってくださった先輩方に感謝して、試験を乗り切りましょう!
皆様の大学生活が充実したものになるよう、心より願っております!なんとか留年回避してくださいね!ご愛読いただき、ありがとうございました。
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京大mapの記事をお読みいただきありがとうございました。