入学準備
【農学部森林科学科】履修の組み方|京都大学の学部・学科別
解説記事
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます🌸🏫
大学では、高校までとは違い自分で進級要件・卒業要件を確認し、履修を組む必要があります。
しっかりと確認して履修を組まないと、ぼーっとしていたら留年、なんてことも…😰
そうならないためにも、この記事を読んで進級要件や、4年間の流れを確認しておきましょう!
まずはじめに、卒業までにみなさんが何単位取る必要があるのか、確認しておきましょう。
修得すべき全学共通科目の単位数は、以下の通りです。
農学部. 卒業に必要な科目及び単位数. p.3. https://www.kais.kyoto-u.ac.jp/japanese/wp-content/uploads/sites/2/2023/03/%E5%8D%92%E6%A5%AD%E3%81%AB%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%AA%E7%A7%91%E7%9B%AE%E5%8F%8A%E3%81%B3%E5%8D%98%E4%BD%8D%E6%95%B0.pdf
*1-5を見るとわかると思いますが、食料・環境経済学科のみなさんは他学部・学科と比較して全学共通科目の指定が細かいです。
どの科目群のなんの分野から、それぞれ何単位修得しなければならないのか、しっかりと確認して履修計画を立てましょう!
次に、修得すべき専門科目の単位数は以下の通りです。
農学部. 食料・環境経済学科. R5 科目配当表. https://www.kais.kyoto-u.ac.jp/japanese/wp-content/uploads/sites/2/2023/03/4.%E3%80%90%E7%B5%8C%E6%B8%88%E3%80%91R5%E7%A7%91%E7%9B%AE%E9%85%8D%E5%BD%93%E8%A1%A8.pdf
もちろんですが、みなさんは〈令和3年度以降入学者〉に該当しますので、注意してください。
ここから、1回生から卒業までの履修の流れを順に紹介していきますので、R5 科目配当表を参考にしながら読み進めてください。
配当表を見るとわかる通り、R5年度に開講されていた専門科目は通年で18単位のみでした。
そのため、1回生では専門科目の受講より全学共通科目の受講のほうが多くなります。
半期で30単位まで履修登録できますので、全学共通科目を1回生で取り切ってしまうことも理論上可能ですが、結局卒業には1回生配当科目が6単位以上必要ですので、通年で専門科目6単位+全学共通科目54単位修得できれば最も理想的です✨
自然科学科目群では「数学」「データ科学」「生物学」分野から計12単位以上しなければならない点などに注意して、全学共通科目を修得していきましょう。
R5年度は通年で専門科目が26単位と、この時点でもあまり専門科目は多く開講されておらず、内容も基礎的なものが多いです。
このうち、卒業には10単位以上が必要ですので、その点だけ注意してください!
2回生配当科目には実習もいくつか含まれていますので、研究室配属に向けて積極的に参加し、実験の流れや手法を学ぶと良いでしょう👌
3回生では、より内容が深く専門的な科目が増え、開講されている科目数も多くなります。
後期になると、以下の8つの分野のいずれかの研究室に配属されます。
ここで注意してほしい点は、専門科目の卒業要件に書かれているように、「課題研究を提出する分野(分属する分野)が開講する演習I・II・IIIは必ず履修しなくてはならない」ということです。
つまり、例えば農業食料組織経営学の分野に属し、卒業研究を行う場合、それぞれ3回後期、4回前期、4回後期に開講される農業食料組織経営学演習I・II・III(4単位×3科目)を修得する必要があります。
これを履修しなければ、留年してしまうことになりますので、くれぐれも注意してください⚠️
4回生では、卒業研究の進行をメインに行います。
他に開講されている科目といえば、先に紹介した分野ごとの演習II・IIIくらいです。
ここまで全学共通科目や専門科目の未修を残してしまうと、卒業研究を行いながら講義にもいっぱい参加しないといけない!というハードスケジュールになってしまうので、なるべく3回生までに必要単位数を獲得しておいたほうが良いでしょう。
最終的には、1年かけて行った研究を卒業論文として発表し、かつ卒業に必要な単位数をしっかりと満たしていれば、晴れて卒業、ということになります😊
食料・環境経済学科は農学部の中では最も大学院への進学率が約3割と低く、大半の方は民間企業へ就職することが多いです。
大学院への進学を希望する方は、試験実施年の前年11月ごろには募集要項が掲示されると思いますので、しっかり確認したうえで応募するようにしてください。
また、農学部では大学院入試説明会がオンデマンド形式で配信されています。
URLを掲載しておきますので、現時点で興味のある方は目を通しておくのもよいかもしれません。
↓
京都大学. 農学研究科・農学部. 大学院入試説明会. https://www.kais.kyoto-u.ac.jp/japanese/master/explanation2023/
いかがでしたでしょうか、食料・環境経済学科の4年間の流れは把握できましたか?
農学部は他の学部と比べて留年率が低い方と言えます。
特に食料・環境経済学科は、他学部でよくみられる進級時の留年トラップ(〇回生までに△単位修得していないと進級できない)が仕掛けられておらず、スムーズに4回生まで進級することが可能です。
しかし、そのぶん自発的に単位数を確認しなければ、いざ4回生になったときに卒業できない!といった事態に陥る可能性もあります😢
しっかりと履修計画を立てて、ストレートで卒業できるように頑張りましょう!
応援しています✨📣
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京大mapの記事をお読みいただきありがとうございました。