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【東大むら塾】農業にも地域おこしにも全力!一生モノの体験をしませんか?
インタビュー・レポ
今回はinochi WAKAZO Projectについて紹介します!
若者によるヘルスケアの課題解決や中高生の教育に興味のある方は是非見ていって下さい!
inochi WAKAZO Projectは、「若者の力でいのちを守る社会を創る」をミッションに医療系の学生を中心とした学生が活動する、次世代イノベーター集団です。2つのメインプロジェクトである、ヘルスケア課題の解決を中高生と共に行う「課題解決型」のinochi Gakusei Innovators’ Program(i-GIP)、未来について考え、その在り方を2025年の大阪・関西万博とその先の未来でデザインする「未来提案型」のWAKAZO両方の活動を行うことでミッションの実現を目指しています。
毎年11月には、私たちが見つけてきた社会課題や考えてきた社会のあり方を社会に発信する場としてinochi WAKAZO Forumを開催しています。フォーラムでは、関東、関西、北陸、九州の全地域合同で中高生のアイデアを社会に披露したり、2025年大阪・関西万博に向けて産学官民”若”でいのちを問うパネルディスカッションを行ったりしており、毎年数千人の視聴・来場者が訪れ、その企画運営を学生が主体になり行っています。
inochi Gakusei Innovators’Program(i-GIP)は中高生、高専生と大学生メンターがチームを組んで毎年決められたテーマについて課題解決を行なうプログラムです。数ヶ月に渡って中高生、高専生に大学生の用意する教育プログラムを受けてもらい、大学生のメンタリングのもと課題解決のためのアイデアを創出しています。また、課題解決はアイデアの創出にとどまらず社会のステークホルダーと協力することでアイデアを社会に実装し、私たちの手で社会で苦しむ人の命を救うことを目標にしています。
患者さんへのヒアリングやピッチを通しての課題と解決策のブラッシュアップ、アイデアのプロトタイプ作成方法の学習など、ヘルスケア課題の解決に向けて必要な要素を大学生内で話し合い、習得するために必要だと感じたものを教育プログラムとして作成し、中高生に受けてもらっています。中高生へ伝えるべき内容の検討に始まり、審査員、ゲストの手配、場所の確保、進行台本の作成など普段の学生生活ではなかなか無い経験をすることができます。
これまで、発達障害、フレイル、心不全を初めとした数々のテーマに中高生と共に課題解決を勧めてきました。スポーツ観戦中の心臓突然死を防ぐアイデアとして提案されたRED SEATを初めとしたi-GIP発のアイデアは社会に実装されて広く利用されています。
WAKAZOは、「誰もがいのちを守り合う、新たな未来を創造する」ことを目指す、医学生を中心としたプロジェクトです。大阪・関西万博の誘致を機に2016年に結成し、「inochiのペイフォワード」の実証実験や、大阪・関西万博に向けて日本と世界の若者が集うサミットの企画を行っています。
「2025大阪万博誘致若者100の提言書」を松井元大阪府知事に提出、BIE総会で日本代表団の一員として、WAKAZOメンバーが万博誘致をプレゼンするなど万博誘致に向け力を注いできました。万博誘致決定後は、市民から「誰かのいのちを守りたい」という想いからヘルスケアデータが提供されることで、まるで献血のように今救われないいのちを守るミラ利社会のデザインを「inochiのペイフォワード」と名付け、inochiのペイフォワードの実証実験を行っています。2021年と2022年のOsaka Great Santa Runでは参加者からランニングデータを提供してもらい、研究機関や企業と共に研究を行いました。この他にも、「死」をテーマに、いのちについて見つめるための対話イベントをするプロジェクトも行っています。
inochi WAKAZO Projectには、全国に誰かのいのちを救いたいという想いを持った仲間がいます。私たち学生のような専門性の無い非医療者でも誰かのいのちを救うことができます。いのちを救うために行動したい人は是非一緒に活動しましょう。
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