サークル
【アイセック東京大学委員会】アイセック東京大学委員会の魅力!
インタビュー・レポ
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
これから始まる大学生活でサークルでの活動を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?
この記事では数ある東大のサークルのうちでも伝統あるRoboTechというサークルをご紹介します。
興味のある方もそうでない方も、この記事を通してぜひRoboTechの魅力を知っていってくださいね!
NHK学生ロボコンとは毎年6月ごろに行われる日本最高峰のロボコン(ロボットコンテスト)です。毎年変わる競技テーマに対して、全国各地の大学・高等専門学校などから審査を勝ち抜いてきたチームがユニークでアイデア満載のロボットを作り上げ、そのスピードや正確さ、アイデア、技術など総合的に競い合います。
私たちRoboTechはこのNHK学生ロボコンで優勝することを目標の一つとして日々活動しています。
ちなみに今年のテーマは「Casting Flowers over Angkor Wat」。カンボジアのアンコールワットを模したステージで、それぞれ特徴の異なる2台のロボットが協力して輪投げをするというルールになっています。
このNHK学生ロボコンで私たちRoboTechはこれまでに6度も優勝を果たしており、日本代表として後述するABUアジア・太平洋ロボコンにも出場しています。
ABUアジア・太平洋ロボコン(ABUロボコン)とは毎年8月ごろに行われる世界最高峰のロボコンの一つです。
テーマはNHK学生ロボコンと同じものになっていますが、各国の大会を勝ち抜いた1チームのみが出場します。強豪たちは思いもよらぬアイデアや洗練された技術をもって挑むため、大変にレベルの高い大会となっています。
このABUロボコンでも、私たちRoboTechは優勝経験を持っています。NHK学生ロボコンを勝ち抜き、ABUロボコンでも優勝することが最大の目標です。
RoboTechでは入ってから一年間のうちに様々なイベントが予定されています。そこでは自分たちで主体的にロボットを作る機会がたくさんあるため、新入部員であっても意欲的にロボット製作にかかわることができます。
まず新歓のイベントとして、4月から5月にかけて新歓ロボコンというものがあります。このロボコンでは入部を考えている皆さんにロボットを作ったり動かしたりする楽しさを知ってもらうことを目的としています。全くの未経験であっても手厚いサポートがあるので大丈夫です。
夏休みに入るとF3RCという初めての大会に参加します。この大会は新入生の技術向上を目的として関東の大学のロボコンサークルが合同で開催する大会で、新入生にとっては初めての学外大会となります。初めて本格的にロボコンに参加することになるので各人のスキルアップが図れるほか、同じ目標に向かって共同作業することによって新入生同士の仲が深まることも多いです。
最後に、一年生の春休みには関東春ロボコンというかなり規模の大きい大会にも参加します。日本全国から集まったロボコン強豪校と鎬を削る、一年間の集大成ともいえる大会です。必要とされるロボットの性能が段違いに高くなるため、F3RCに比べて多人数のチームで本格的な開発を行います。
このように、RoboTechでは一年生のうちから主体的にロボットと関わる機会が多くあるため、入部時には初心者であっても二年生になる頃にはロボット開発に必要な知識や技術を身につけることができます。また専門的な加工機械を扱えたり、長い歴史で培われた制御理論を学べたりと発展的なスキルも会得できるので、もともとロボットが好きな人にももってこいのサークルです。
RoboTechでは部内で先輩やOB・OGの方たちが新入生向けに多くの講習会を定期的に開催しているため、未経験の方であっても十分活動に貢献することができます。
初めに新入部員は機械屋(設計などがメイン)、回路屋(回路製作や電装がメイン)、制御屋(プログラミングがメイン)のそれぞれの講習を受けることができ、どのような分野でロボット製作に関わりたいかを決めることができます。その後の講習会では、各分野の基礎の部分から発展的な内容までをしっかりと学ぶことができます。
また実はRoboTechでの活動は単位が来ます(授業がサークル活動の一環、ということです)。主題科目「ロボット競技を体験しようA」の初めの数回の授業では新入生向けにRoboTechの活動紹介を行っているので、ぜひ受講してみてください。
活動は主に本郷キャンパス内のものづくり実験工房や工学部の建物内で行われます。新入生は普段の大学生活であまり本郷キャンパスを訪れる機会はありませんが、RoboTechの活動を通して周りの友人たちよりも早く本郷キャンパスのことを知ることができます。
活動時間は主に午後や週末などの授業が無い時や休み期間などになります。決まった時間などはなく自分たちで活動スケジュールなどを決めるので、やる気があれば自分の思う存分ロボットと関わることができます。
これまでの話を聞いて、「大変そうだな…」と思った方もいるかもしれません。しかしRoboTechでは自分たちでスケジュールを立てて開発を進めていくため、無理のない範囲で活動することができます。
実際に部員の中でアルバイトをしている人も多く、また授業に関しても部員同士のつながりが広くしっかりしているので、困ったことがあってもすぐに解決することができると思います。
兼サー(複数のサークルに所属すること)も可能です。RoboTechのほかに運動系、音楽系、文化系といった様々な分野のサークルに所属している人も多くいるため、気兼ねなく興味のある活動に参加することもできます。
RoboTechの活動がどのようなものなのかを昨年入部した方たちにインタビューしました。一年間RoboTechの活動をしてきた方たちの生の声を参考にしてください。
「もともとものづくりやロボットが好きだったから」や「RoboTechのことを知っていたから」という回答もありましたが、多くが「未経験だったがロボット製作に打ち込んでみたかったから」という回答でした。
「CADでの設計ができるようになった」「様々な加工機を扱えるようになった」といった自身の能力の向上に関する意見や「各方面のすごい人から刺激を受けることができた」「知り合いが増えた」といった交友関係についての意見が多くありました。
「仲間たちとロボットを作るという貴重な体験をすることができる」「規模の大きなものづくりを通して大きな感動を得られる」といったものづくりの楽しさを体感できるといった意見が多くありました。
RoboTechの魅力や活動内容などをこの記事では書いてきましたが、実際はここには書ききれないほどのの魅力や出来事、そして仲間が待っています。
ぜひ皆さんもRoboTechに入ってみてはいかがですか。
RoboTechはNHK学生ロボコンやABUロボコンでの優勝を目指し、ロボットの開発を行っています。新入部員の過半数は初心者ですが充実した新人教育があるため、初心者からでも十分活躍することができる環境が整っています。公式WEBやLINE、Twitterなどもあるのでぜひそちらもチェックしてみてください。
Twitter:https://twitter.com/UTRoboTech
連絡先:robotech.recruit@gmail.com
LINE登録はお済みですか?
UTmapの記事をお読みいただきありがとうございました。