解説記事

「コンサル業界」の魅力と選考対策を解説【業界解説Vol.2】

LINEで便利にUTmapを使おう!

  1. 先輩・有識者に質問できる!
  2. 限定情報(大学周辺で使えるクーポンなど)が手に入る!
  3. 大学の最新情報がLINEで届く!
登録してみる

こんにちは!UTmap編集部です。

前回は学生に人気の企業として、「総合商社」の解説をしました。この総合商社と同様に、東京大学をはじめ名門大学の学生から就職先として高い人気を誇るのが、コンサルティング業界(以下、コンサル業界)です。

OpenWorkが発表している「26年卒就活生が選ぶ、就職注目企業ランキング【大学別編】」によると、東大生の就職注目企業の上位4社をコンサル業界が占めており、大きな存在感を示しています。

なぜ、優秀な先輩たちはコンサル業界を志望するのでしょうか。今回は、累計25万部を超える人気書籍シリーズの最新版である『コンサル業界大研究 第9版』をもとに、コンサル業界について解説します!

「コンサル」とは

コンサルは英語の「Consult=相談する」から派生しており、コンサルタントは「相談を受ける人」、実際に「相談に応じる仕事」がコンサルティング、そして「相談に応じる仕事を担う会社」をコンサルティングファームと呼びます。

一方で社会に出るといろいろな立場で「コンサルタント」という職業を名乗る人がたくさんいます。その中で特に学生からの人気が高いのは、企業の経営やビジネスに関するアドバイスを行う「経営コンサル」です。クライアントである企業の成長を支えるプロフェッショナルであり、企業にとっての医師のような存在といえるでしょう。

(これ以降は「コンサル=経営コンサル」として解説します)

日本におけるコンサルの歴史

コンサルは欧米のイメージが強いかもしれませんが、日本でも実は江戸時代から経営のアドバイスを行うサービスが存在していました。そして1942年には『日本能率協会』という本格的なコンサルファームが生まれています。

戦後の高度経済成長期からはボストンコンサルティンググループやマッキンゼー・アンド・カンパニーなど外資系ファームが日本に進出。その後は会計事務所やシンクタンクがコンサルを手掛けるなど、数多くのファームが誕生しました。現在もデジタル化やAI、ESGや地政学対応など、多くの企業からコンサルへのニーズは増え続けています

コンサルの魅力とやりがい

企業の経営に関わるやりがいのある仕事

コンサルは、「経営者の相談役」という難度の高い役割を担うプロフェッショナルです。企業の経営者は、たとえば以下のような課題に取り組んでいます。

  • 「最近、自社の商品の売上が伸び悩んでいる。どうすればいいのだろう?」
  • 「高齢者をターゲットにした、新しい商品をつくりたい。何がいいのだろう?」
  • 「仕事の効率をあげるために、AIやロボットを導入したほうがいいのだろうか?」
  • 「現地の企業を買収して、海外へ進出したい。どうすればよいだろうか?」

こうした課題はとても複雑で、クライアント企業が単独で解決するのは難しいです。そのため、企業の「参謀」として、高度なノウハウと専門性を持つコンサルが求められています。経営者目線の視座の高い仕事に若くして取り組めるのは、コンサルならではのやりがいと言えるでしょう。

また、経営を改善するコンサルの仕事は、非常に多くの人たちに影響を及ぼします。相談をしてくる企業には、何千、何万人という社員が働いています。さらに、その会社がつくった商品を買うお客さんが、何十万、何百万人といることも珍しくありません。

コンサルの仕事とは、このような多くの人たちの暮らしに関わるということです。自分の考えたことが実行され、会社が良い方向に進むことで、多くの人を幸せにできるという意味でも、非常にやりがいのある仕事だと言えます。

若いうちから高水準の報酬を得られる仕事

一般的な企業と比較して、コンサル業界の年収水準は高く、若いうちから高い報酬を得ることができます

国税庁が発表している「令和5年度 民間給与実態統計調査」によれば、20代後半の平均年収は394万円、30代前半は431万円となっています。

一方で、大手コンサルファームにおける20~30代半ばの年収は600万~2000万円程度です。外資系戦略ファームに新卒で入社した場合には、30代前後にマネージャークラス(中堅)になることも可能で、その場合は2500万円程度の報酬水準となります。パートナークラス(幹部)ともなれば、5000万円を超えるようなケースも多いです。

成長機会とネクストキャリアに恵まれる仕事

コンサルは、さまざまな業界・企業の経営改善に関わる仕事であり、若くして問題解決に関する経験を豊富に積むことで、汎用性の高い「問題解決力」が培われます

一方で、経営改善の実現にはクライアント社内のさまざまな人々の協力が欠かせません。そうした人々に納得して動いてもらえるようコミュニケーションをとることで、高度な「リーダーシップ」が磨かれていくでしょう。

また、コンサルが扱う課題は難度が高く、簡単に解決できるものではありません。自己研鑽を日々続けることで、困難な状況でも最後まで粘り強く全力を尽くす「プロフェッショナルマインド」も身につきます

このような能力が鍛えられることから、コンサル経験者は人材市場において多くの企業から高い評価を受けているのです。また、将来は経営幹部や起業家を目指している人にとっても、若いうちから高度な経営スキルを身につけられるコンサルは魅力的なキャリアと言えるでしょう。

コンサルファームに入るには?

ここまで解説したとおり、コンサルの仕事は非常に魅力的であり、就活での人気も高いです。その分、採用選考の難度も高く、特に最難関と言われる「戦略コンサルファーム」は志望する学生が増加しており、非常に狭き門となっています。

戦略コンサルの就活は、他業界とは異なる特殊なスケジュール、選考内容です。そこでここでは、戦略コンサルの採用過程における他業界との違いを取り上げます。

相違点1:選考時期が早い

戦略コンサルの選考は、他の業界に比べて早い時期から始まります。多くのファームが3年生の春頃には選考を開始するため、2年生のうちから準備を進める必要があるのです。

また、選考時期が早い分、内定が出る時期も前倒しになります。中には3年生の秋に内定を得る学生もいます。戦略コンサルで早期に内定を得ることで、他業界の選考に精神的な余裕を持って臨めるため、大きなアドバンテージとなるでしょう。

相違点2:対策必須「ケース面接」

戦略コンサルの選考で特徴的なのが、「ケース面接」の存在です。これは、特定のシチュエーションを想定し、面接官とディスカッションしながら解を導く形式の選考です。たとえば「マクドナルドの売上を伸ばすには?」「日本のアメフト人口を増やすためには?」などといった問いに対して、筋道立てて説明する力が求められます。

特殊な面接であり、どれほど地頭が良くても対策せずに突破するのは難しいです。まずはケース面接対策用の書籍で、面接の概要を掴みましょう。その上で必要なビジネス知識を補いながら、実際のケース問題を解きます。さらには練習相手を見つけてディスカッションの練習を行うことも重要です。こうした対策には時間がかかるため、早い段階から取り組む必要があります。

相違点3:実践型の選考「ジョブ」が行われる

多くの戦略ファームでは「ジョブ」と呼ばれる就業体験型の選考が実施されます。1〜3日間にわたって実際のコンサル業務を体験するもので、インターンシップと似ているものの、内定に直結する点が異なります。

通常は3〜5人のチームを組み、与えられたテーマに沿って仮想プロジェクトを進める形式が多いです。戦略コンサル業界特有のプロセスであり、他業界ではあまり見られません。上述したケース面接対策がジョブにも役立ちますが、あわせて友人と「模擬ジョブ」を行うなど、協働する経験を積んでおくのも良いでしょう。

まとめ

この記事では、コンサルの歴史や人気の理由、選考の特徴について紹介しました。より詳細な仕事内容や選考対策に関しては、『コンサル業界大研究 第9版』で解説されているので、ぜひ手に取って見てください!

また、UTmapを運営するコンコードアカデミーが手がける“スロー就活サイト”『CareerPod』でも、コンサル業界について詳しく解説しています。特に、戦略コンサル特有の選考に対応した「ケース面接対策道場」「戦略コンサル向

LINE登録はお済みですか?

UTmapの記事をお読みいただきありがとうございました。
LINE限定でも情報発信していますので、合わせてお楽しみください!
  1. 先輩・有識者に質問できる!
  2. 限定情報(大学周辺で使えるクーポンなど)が手に入る!
  3. 大学の最新情報がLINEで届く!
LINE友だち登録

SHARE

長期インターン/就活

【東大薬学博士の企業】農学部首席の私が薬学系研究科に進み、化粧品で起業した理由

インタビュー・レポ

長期インターン/就活

【文Ⅱ→国関→外資マーケ→留学→国際機関】自分のやりたいことをどの順番でやるか

インタビュー・レポ

長期インターン/就活

大学1年生から就活生まで使える、“スロー就活サイト”『CareerPod』とは?

解説記事