
プログラム
【GS→起業 VS マッキンゼー→東大教授】異彩の経歴を持つ東大工学部OB同窓会 登壇者イベント前インタビュー
インタビュー・レポ
IBMと東京大学は、量子コンピューティングを推進し、これを実用化して産業、科学および社会に役立てることを目的として、2019年12月に「Japan–IBM Quantum Partnership」を発表しました。このパートナーシップは、他大学や公的研究機関、産業界が幅広く参加できる枠組みです。①産業界と共に進める量子アプリケーションの開発、②量子コンピュータシステム技術の開発、③量子科学の推進と教育、という3つの取組を進めています。
IBMと東京大学の密接なパートナーシップの取組の成果として、2021年7月には、日本初のゲート型商用量子コンピューターである「IBM Quantum System One」の稼働が始まりました。以来、東京大学および、国内の研究者が本システムを活用し、多くの研究成果を輩出しています。
今回のサマースクールでは、実際に世界最先端の量子システムに触れながら、量子情報の基礎から実社会での応用例まで学ぶことができます。使うのは、「IBM Heronプロセッサー(133量子ビット)」という最新の量子プロセッサーを搭載したシステムと、世界で最も利用されている量子コンピューターソフトウェア「Qiskit(キスキット)」です。
専門分野がまだ決まっていない方や、量子やプログラミングについてこれから学び始めたいという方にも開かれています。また、特別な事前知識のない方を含め、理系・文系を問わず幅広い学生の皆さんに参加いただけるプログラムとなっております。量子の世界に触れながら新しい視点を得られる機会になりますので、ぜひ奮ってご参加ください。
2025年9月29日(月)~30日(火)
学部1, 2年生以上で、量子の世界に触れてみたいという好奇心をお持ちの方
※学部1年生の知識・技術レベルを元に構成していますので、特別な前提知識は不要です。当日のプログラムでは、量子コンピューティングの基本となる、線形代数やプログラミングについての復習や入門の内容を含めながら進める予定です。
100人(定員に達し次第、募集を停止します)
10:00-10:30 量子コンピューティング入門
10:30-11:00 量子情報入門
11:00-11:30 IBM Quantum Composer
12:30-13:30 Qiskit 入門
13:40-14:30 量子テレポーテーション
14:40-15:30 CHSH不等式の破れ
15:40-17:10 量子ハードウェア入門
10:00-12:00 量子機械学習入門
13:00-15:00 量子最適化入門
15:10-17:10 量子化学入門
参加をご希望の方は、参加登録フォームより登録をお願いします(アクセスはECCS内限定)
メール: ibm-ut-school-group@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
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