東京大学狂言研究会

一番の魅力は、プロの狂言師さんから直接小舞や狂言の指導を受けられることです。そうした師範稽古や通常稽古の成果を発表する蟬の会では、実際に公演で使用されている装束を着て、能舞台でプロと同じ台本で狂言をすることができます！大学生のうちだからこそできる面白く貴重な経験です。

活動が東大狂言研の中だけに留まらないことです。他大学の狂言研究会と合同で発表会を行うだけでなく、普段の稽古を一緒にすることも多いです。また五月祭や駒場祭は東大の他の能楽サークル（観世会・宝生会）と合同で行います。様々な他団体との活動から人間関係が広がり、一緒に狂言その他芸術を観に行ったり趣味が広がったりするのも面白いところです。

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狂言や小舞の動きは、日常生活で出てこない独特の型の連続で、最初はみんな苦戦します。しかし先生はいつも褒めて伸ばす指導をしてくださいますし、学生だけの稽古の場でも、和気藹々とした雰囲気の中落ち着いて練習することができます。そのような環境の中で、先生の動きをつぶさに観察し、習い、普段のお稽古でやってみることを繰り返すうちに、自分の身体の使い方がだんだん理想に近づいていきます。これがサークルに入って感じた大変なところであり、同時に面白いところでもあります。

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学生のタイプは本当に様々ですが、伝統や型の意味を考えるのが好きな人は向いていると思います。