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初留学におすすめ!マレーシアで学生・企業と文化交流/異文化交流研修【一橋プログラム体験記】

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一橋大学にある各種プログラムを利用して、授業以外での学びを経験する先輩の体験談を紹介していく、一橋mapの「一橋プログラム体験記」シリーズ。
「これからプログラムへの挑戦を検討している」「先輩の経験談を聞いて刺激を受けたい」そんな想いを抱える一橋生が、新しい出会い・挑戦をする一助となればと考えております!

今回は、異文化交流に参加してマレーシアに渡航した経済学部生へのインタビューをお送りします。

Profile(A.Yさん)

学部:経済学部3年
利用したプログラム:異文化交流研修
渡航先:マレーシア
サークル:Spica

異文化交流研修について

異文化交流研修とはどのようなプログラムなのでしょうか?

私が参加した「異文化交流研修」は、グローバルな社会で他国の仲間と協働できる人材を育てるため、文化や習慣の違いにフォーカスした1ヶ月弱の短期留学プログラムです。例年、春休みにスペイン・マレーシア、夏休みに香港へのプログラムが開講されています。

プログラムのメインとなるのは、現地学生との交流とフィールドワークです。私はマレーシアに3週間渡航したのですが、最初の1週間は現地の学生の案内を受けながら企業や施設を訪問し、残りの2週間でマレーシアのSDGsの取り組みを学びました。最終的なゴールとしては、日本人学生とマレーシア人学生が混合されたグループでのプレゼンで、それに向けて調べ学習や企業訪問をする形です。

単位は、私が参加したマレーシアは4単位(3週間)、スペインは7単位(5週間)、香港は6単位(4週間)もらうことができます。

参加しようと思ったきっかけを教えてください!

私にとって初めての留学だったので、勉強メインで渡航するのにはハードルを感じていました。この異文化交流研修は「文化を学びに行く」という名目のプログラムなので、気軽で簡単に始めやすいなと思って選びました!

その中でもマレーシアを選んだのは、募集人数が多く、期間が短かったからです(私のときは香港は未開講)。スペインへの研修は、6人しか募集していない上、5週間企業でインターンシップをしながら学ぶという、人気が高い内容になっていました。噂によるとスペインの倍率が3倍以上あったらしく、マレーシアを選びました。

また、マレーシアは絶賛発展中の国なので、日本や欧州とは違う東南アジアの発展中の雰囲気を味わってみたいという興味もありました。

参加人数や学年構成を教えてください!

私の代は16人が参加していました。学年は、1年生3人、2年生6人、3年生2人、残りの5人が4年生という構成です。しかしこれは特殊で、上級生が多いのはコロナ明けだったためなので、例年はもっと下級生が多めだと先生は話していました。

プログラム中の海外生活について

費用はいくらかかりましたか?

だいたいプログラム自体では30万円くらいかかり、追加で観光や娯楽に使う費用がかかってくるイメージです。例えばプログラムに含まれない、マーケットでの食事や、遊覧船のようなボートに乗る際の料金、交通費などがかかってきます。

奨学金は、全員に総額の20%の支給があります。私のときはだいたい8万円ほどでした。

現地では観光や自由時間などはありましたか?

最初の1週間は、マレーシアを知るために、ツアーとして観光や企業訪問の日程が組まれていました。だいたいの観光はそこでできる形です。それに加えて、1週間に1日ほど完全に自由な日があり、他大学の学生も含め、行きたい場所が同じ人と一緒に回っていました。

参加して、一番よかったと思うことを教えてください!

やっぱり一番心に残っているのは、マレーシアの現地学生との交流です。マレーシア人は優しくて、ボランティアのようにいろいろ案内をしてくれるんです!授業時間だけではなく、ご飯やホテルでもずっと一緒にいました。深夜まで恋バナをしてしまうくらい、わずか3週間なのにとても強い絆で結ばれた友だちができたのは嬉しかったです。

また、グループ学習がメインのプログラムなので、日本人集団とマレーシア人集団との間でグループ的なつながりができたのは新鮮でした。一般的な留学の「個対個」のコミュニケーションにハードルを感じている方にもおすすめのプログラムだと思います。

コミュニケーションにあたって、英語力などの不安はありましたか?

参加した学生の中で一番私が英語が苦手なのでは?と思うほど、参加前は不安に感じていましたが、プログラム中は特に問題がありませんでした。

当然話せるに越したことはないのですが、相手はマレーシア人なのでお互い訛りもあるし、正確な文法などはあまり関係ないコミュニケーションをしていました(笑)。語学スキルよりノリが重要で、ぶっちゃけ「これ以上に簡単な留学はない!」と感じるくらい、初めての留学にはおすすめです!

異文化交流研修の選考について

どのような流れで選考が行われるのでしょうか?

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私が参加した春休みのプログラムでは、9月末ごろが申し込み時期で、500字程度の志望理由書を提出しました。私の代はそれ以外に選考はなかったのですが、その後に日本語での集団面接が課されることもあるようです。

私が選考で意識したのは、留学に対する解像度を高めること、どうしてこの留学にこだわっているのかを説明できるようにすること、この留学でどう成長できるかをアピールすることでした。選考ではあまり成績は関係ないように感じたので、そのような基本的なことを他の人と差別化できるように準備しておくことが大事なのではないかと思いました。

今から選考を受ける後輩にメッセージをください!

語弊を恐れずに言えば、異文化交流研修は「成績が悪いから留学は諦めるべきなのかな…」と考えている方にこそ申し込んだほうがいいプログラムだと思っています。

私は初めての留学でしたが、現地の学生との交流を通じて、グローバルで生きる自信がついた気がしています。このような自由な環境が与えられる留学プログラムも少ないと思うので、興味を持った方は「絶対行きたい!」という気持ちを強く持って選考に臨んでみてください!


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