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【受験生必見】一橋大学社会学部では何を学ぶ?専門分野・ゼミ・学生生活を現役大学生が解説

【受験生必見】一橋大学社会学部では何を学ぶ?専門分野・ゼミ・学生生活を現役大学生が解説

一橋大学の学部紹介

はじめに

こんにちは!一橋map社会学部4年のこうです。

一橋大学を目指している受験生の皆さんの中には、「学部ごとの違いがいまいち分からない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、社会学部に入学された新入生の方の中にも、「社会学のイメージが漠然としていて、具体的に何を学ぶのかよくわからない」という方がいるかもしれません。

そこで今回は、一橋大学社会学部で学ぶことや特徴について解説します!社会学部3年生の方にも実際の学生生活についてインタビューしてみたので、ぜひ最後までご覧ください!

社会学部リンク:社会学部について – 一橋大学大学院社会学研究科・社会学部

社会学部で学ぶこと

まず、一橋大学社会学部は「社会学(Sociology)」のみを扱う学部ではありません。本学部の英語表記は「Faculty of Social Sciences」であり、社会諸科学を幅広く扱う「社会科学の学部」です。

平たく言えば、「社会」に関するテーマであればどんなものであっても研究対象になりえるということです。一橋大学社会学部においては、以下の4つの領域に大別されます。

  • 社会学研究分野 (社会学史、社会理論、政治社会学、計量社会学、文化の社会学、都市社会学、国際社会学、ジェンダー・セクシュアリティ研究)
  • 共生社会研究分野 (教育社会学、文化精神医学、スポーツ社会学、社会政策)
  • 歴史社会文化研究分野 (日本史、アジア史、アメリカ史、ヨーロッパ史、社会思想史、哲学・倫理学、文芸思想、言語社会学)
  • 超域社会研究分野 (社会心理学、社会人類学、政治学、環境と社会研究)

まず1・2年次には、これらの分野の入門・基礎にあたる授業を履修します。例えば、1年次の必修科目「社会研究の世界」では各回ごとに講師が異なるオムニバス形式で、こうした学問領域を広く浅く学ぶことができます。

このような入門的な授業を通して自分の興味関心のある学問分野を見つけ、3年次からそれらに応じたゼミに入ることになります。同時に発展科目も履修可能になり、より専門的な学びを深めることができます。

発展科目の例としては、

など、より専門的な内容を学ぶことができます。気になる授業がある方は上記リンク(大学のシラバス)をご覧ください。

最初に幅広く学んでから、自分の興味に合わせて専門分野を絞っていけることが特徴です。

社会学部の特徴

①1年次に必修のゼミがある

一橋大学社会学部では、1年次に「導入ゼミ」という必修授業があります。 

ゼミ(ゼミナール)とは、一橋大学で100年以上も続いている伝統的な教育スタイルです。社会学部の先生とともに、少人数で研究や議論を行います。週に1回開講され、テーマに沿った課題図書の輪読や要約、意見発表などを行うことが多く、春・秋学期に履修します(2単位)。

社会学部を含む全ての学部で3年次より本格的なゼミが始まるので、社会学部では導入ゼミを通して準備・練習ができます。一橋大学で1年次にゼミ形式の必修授業があるのは、社会学部と商学部のみです。

また3・4年次のゼミでは、同じ教員の下で2年間、ゼミナール形式で専門分野を学びます。原則として3・4年次に所属するゼミで卒業論文を書くことになります。少人数のため関わりが密で、大学生活後半の重要なコミュニティの一つとなっています!

②学問領域がとにかく広い

先述の通り、社会学部が扱う学問は哲学からスポーツ社会学、環境科学まで幅広くカバーしています。私が以前ゼミでお世話になった先生は、一橋大学における社会学部の位置づけとして「専門性の高い商・経・法・SDSがカバーしきれていないその他の文系学問を幅広く扱う学部」と表現されていました。

そのため、社会学部のいずれかの学問に興味のある方だけでなく、「興味のある学問がまだ定まっていない学生」にも適している学部と言えます。1、2年次の導入科目や基礎科目を通じて、入学後でも専攻分野をじっくり考えることができます。

③教員免許が取得できる

一橋大学では、教員免許を取得できる学部が経済学部・社会学部の2つに限られます。社会学部では中学校の社会、高校の公民、地理歴史を取得できます。

一橋大学では単位数の上限(CAP制度)があるため、教員免許取得を目指すにあたっては負担が増すだけでなく、早い段階から計画的に履修を組む必要があります。しかし、筆者の周りには教職課程をとっている人が意外と多く、勉強熱心な姿勢がうかがえます。

社会学部3年生にインタビュー!

実際の学生生活について、社会学部3年生のH.Hさんにインタビューしました!

<プロフィール>
名前:H.Hさん

学部・学年:一橋大学社会学部3年(インタビュー当時)
※本記事に掲載されている内容は、取材時点でのものです。最新情報は大学HPなどをご確認ください。

まずは、一橋大学の社会学部を選んだ理由を教えてください。

H.Hさん:
一つは、身近なものを扱う学問をやりたいという思いがある一方で、具体的に興味のある学問が定まっていなかったからです。一橋大学で言えば、商学部や経済学部の内容はあまりイメージができず、残る3学部の中では社会学部の学問領域が特に幅広く、自分のやりたい学問が見つかると思いました。

もう一つは、学部別の試験の配点において、社会学部が最も合格の可能性が高いと思ったからです。

社会学部ではどのようなことを学ぶのですか?

H.Hさん:

社会学部で取り扱う学問は本当に幅広いので、1・2年次には導入科目・基礎科目を通してその全体像をざっくりと学びます。その中で自分の興味ある学問を見つけ、3年次からはそれに応じたゼミに入り、より発展的で深い内容を学んでいくことになります。

私は現在人文地理学のゼミに所属しており、日本の農村地域でのフィールドワークを計画しています。元々高校の頃から地理が好きだったことと、自分にとって身近な学問を専攻したかったこと、人と関わる形で研究したかったことが主な理由です。将来的に卒業論文でも、特定の農村地域についてのフィールドワークを通して研究したいと考えています。

一橋mapでは、150以上のゼミ情報を掲載しています。こちらのリンクから社会学部のゼミの様子もチェックしてみてください!

面白かった授業はありますか?

H.Hさん:

1年生の社会学部の授業は導入が多いと思うので、2年で面白かった授業を挙げるとするなら「不動産の社会科学」という授業が面白かったです。三井不動産の寄附講義なので、今まで触れたことのない街づくりの領域を、講義とグループワークを通して深めることが出来たのが大きかったです。 

高校までの勉強と大学での学びはつながっていますか?

H.Hさん:
密接につながっています。私が専攻している人文地理学をはじめ、高校で学んだ知識をベースにした入門的な授業を入口にして、ちょっと難しい内容に深めていくという流れが多く、深いかかわりがあると感じています。

社会学部はどのような雰囲気の学生が多いでしょうか?

H.Hさん:
私のように、「将来やりたいこと、大学で学びたいことが明確に決まってはいないけれども、社会学部での学びを通して見つけていきたい」と考えている学生が結構多い印象です。

社会学部の男女比はどのくらいですか?

H.Hさん:
年によって異なりますが、女子が例年3~4割で、一橋大学の中で最も高い比率です!そのため女子の方は特に居心地がいい様子の人が多く、男女ともに同性の友達をたくさん作りやすい環境だと思います。

1週間のスケジュールについて教えてください!

H.Hさん:
私の1年次の春夏・秋冬学期それぞれのスケジュールをご紹介します!

この他にも、時間割外のオンデマンド授業を2つ(春夏学期)、3つ(秋冬学期)履修していました。

成績評価はどのように行われますか?

H.Hさん:
最終課題として期末レポートが多く、期末テストは少ない傾向があると思います。私が受けた期末テストは2つしかなく、それ以外は全てレポートといった状況です。

卒業後の進路について教えてください!

H.Hさん:

社会学部全体の進路としては本当に人それぞれだと思いますが、他学部に比べるとメーカー業界が少し多い印象です。私は不動産、広告、通信業界を志望しています。

受験生へアドバイスをお願いします!

H.Hさん:
「社会学部って何してるの?」と思われがちですが、一見些細に見えるテーマでも何でも学問にしてしまえるのが、一橋社学の面白いところです。社会学はもちろん、歴史、哲学、政治、メディアまで幅広く触れられるので、最初からやりたいことが決まっていなくても、授業を受けながら自分の「これ面白いかも!」という問いをじっくり探していけば大丈夫。

受験勉強はどうしても「正解を当てる作業」になりがちで嫌気がさすこともあると思いますが、大学に入ったら自分なりの問いを思いきり掘り下げられる自由な世界が待っています。

勉強の成果がすぐに見えず不安になる日もあるかもしれませんが、悩みながら考え抜いた時間は絶対に無駄になりません。皆さんの入学を楽しみにしています! 

おわりに

いかがでしたでしょうか?今回は、社会学部の魅力や特徴を受験生向けにご紹介しました。
この記事が、大学選びや学部選びの参考になれば幸いです!

一橋mapでは、このほかにも授業・留学プログラム、150以上のサークル情報など、一橋大学の学生生活について知ることができる記事を多数掲載しています。ぜひあわせてご覧ください! 

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