
入学準備
【農学部応用生命科学科】履修の組み方|京都大学の学部・学科別
解説記事
新入生の皆さん、合格おめでとうございます!
この記事では、春から下宿する京大生に向けて物件選びについて解説します。
京大付近の不動産屋に行き、予算・場所・広さなど希望を伝え、内見した後で契約という流れになります。
合格発表前に賃貸を契約できるので、可能ならばそちらをおすすめします。筆者は合格発表の翌日に契約したのですが、すごい数の人がいました。3月とはいえまだ寒いですから、防寒をしっかりして行くようにしましょう!
京大生の住む下宿は大きく3つに分けられます。
下宿生の大多数はアパートを借りて生活しています。特にこだわりがない人はアパートで良いのではないでしょうか。
学生向けのアパートで、食堂が併設されている場合が多いです。なお食費が家賃に含まれている場合とそうでない場合があります。
全体的に家賃が高い傾向にありますが、その分設備はいいです。自炊する必要がないことから部活に打ち込みたい人などにおすすめです。
京都大学は「吉田寮」と「熊野寮」の2つの寮を運営しています。家賃は非常に安いものの、相部屋なので1人の時間が確保しづらいという点がネックです。
また吉田寮は年3万円、熊野寮は年5万円なので、安く済ませたいなら寮一択です(吉田寮については京大当局から募集停止とされましたが、現時点では住めます)。
また、京都大学が設置した寮ではありませんが地塩寮(ちえんりょう)という寮もあります。こちらの家賃は月2.4万円(光熱費込み)です。
各寮では入寮に際して選考などもありますので、詳しくは公式をチェックしてみてください!
鴨川の東側に住んでいる人が多いです。京都はバスが整備されていますし、移動は基本的に自転車ですが、それでも京大に近い方が便利です。
物件を探す前の基礎知識として、京大周辺のエリアを把握しておきましょう!
百万遍は京大に近く、学生が多い活気あるエリアです。飲食店や書店、スーパーなどが充実し、一人暮らしにも便利でしょう。京都らしい落ち着いた雰囲気も魅力です。
出町柳も京大に近く、商店街やスーパーが充実した学生向けのエリアといえます。鴨川沿いの自然も豊かで、散歩やリラックスに最適だと思います。また、交通アクセスの良さも魅力です。
京大からは遠めですが、洛北阪急スクエア(ショッピングモール)が近くにあり便利です。書店やカフェがあり個性的な街並みとも言えそうです。また一乗寺駅周辺にはラーメン屋が多くあります。
京大生の中では、理学部、農学部の人が多く住んでいます。
北白川は静かな住宅街が広がる落ち着いたエリアですが、京大生としては、家に帰るときに坂を上る必要があるのが難点かもしれません。
同エリアも理学部、農学部の人が多く住んでいます。
吉田は京大の中心付近に位置し、学生向けの店も多いエリアです。落ち着いた住宅街ではある一方、吉田山のふもとなので坂道が多く、スーパーが近くにないこともあり、人によっては不便に感じることも。
自然豊かで静かな雰囲気が魅力ですが、家に帰るときに坂を上る必要があります。少し京大から離れることもあり、家賃の安い家が多い印象です。
美術館や図書館もあり勉強には最適といえる一方、京大から少し遠いこともあり、学生向けの安い飲食店が少ないかもしれません。
京大生の中では医学部、薬学部の人が多く住んでいます。
京都の家賃(一月あたり)は3万円〜7万円です。まず予算を決めましょう。
新築〜築5年くらいまでは家賃が変わらず、それ以上になると安くなっていきます。築20年を越えた物件でもリフォームで内装がきれいな場合があります。
当然ながら広くなると家賃が上がります。基本的に8畳あれば快適に暮らせるでしょう。
ユニットバス(風呂とトイレが同じ部屋にある)だと家賃が安くなるものの、風呂に入るたびにトイレがびしょびしょになります。筆者としては「風呂・トイレ別」をおすすめしたいです。
風呂の中に洗面台があるか、独立して洗面台があるかという違いがあります。風呂の中に洗面台があると使うときに足が濡れてしまうので、家賃が多少高くはなるものの独立洗面台の方が便利です。
駅の近くだと家賃が上がります。一方で京大生の移動手段は自転車が基本なので、駅から遠くてもさほど不便ではないでしょう。
オートロックや宅配ボックスがあると家賃が高くなりますが、防犯が心配な人はオートロックの物件を選びましょう。また、宅配ボックスがあると、家にいなくても荷物が受け取れて便利です。
上記で取り上げた項目と予算との落としどころをつけてから不動産屋に向かいましょう!
ちなみに、筆者が今物件を探すなら、以下の条件にします。
希望の条件は決まりましたか?しっかり決めてから内見へ行きましょう!「実際に住むとしたら……」と考えながら内見するのがコツです。
内見の時にはメジャーとメモ帳を持って行きましょう! 収納のサイズや窓のサイズ、カーテンの丈などを図ることができます。
内見の時には開放感があるかどうかチェックしましょう。
押し入れ、クローゼット、靴箱、洗面台などの収納があるかチェックしましょう。どこに何を収納するか考えながら見ると良いです。収納が広いと家がスッキリして見えます。
同時に、湿気やカビがないかどうかも確認しておきましょう。
これは実際に見てみないと分かりません。窓を開けたときの風通しはどうか、窓の前に遮蔽物がないかどうかチェックしましょう。
部屋の端や収納の中に結露、カビがないかどうかも大事です。
一人暮らしを始めると、必然的に自炊する機会がやってきます。そのためキッチンがお粗末だと毎回嫌な思いをすることになります。
見るべきポイントは以下の通りです。
湿気のこもりやすさ、洗濯機置き場の広さと位置をを確認しましょう。蛇口のハンドルがお湯と水で分かれているものは使いづらいのでおすすめしません。
洗濯物を干すのに十分な広さがあるか、物干し竿を高い位置に掛けられるかをチェックしましょう。狭いと不便です。
隣の人の生活音や上階の足音、家の外を走る車の音などがうるさくないかチェックしましょう。鉄筋コンクリート造の建物の防音性が高いと言われています。建物の防音性を確かめる方法は以下の通りです。
多ければ多いほどいいです。テレビ線や有線LANのポートと一緒に場所と数を確認しておきましょう。住んだ時の家具の配置をイメージしながら見るのが良いです。
またブレーカーのアンペア数もチェックしましょう。一人暮らしなら30Aあれば十分でしょう。
家の周囲がどうなっているかも重要です。
内見で大事なことは以下の2点です!
これから年単位で住む家ですから、絶対に妥協しないで良い物件を見つけましょう!
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京大mapの記事をお読みいただきありがとうございました。