入学準備
新入生必読! 東京大学進学選択の落とし穴と対策
解説記事
東大の履修の仕組みは他大学と比べても少し難解な部分があります。
「総合科目って何?」「主題科目ってどんな授業があるの?」
そんな疑問を答えるために、東大生が前期教養学部の科目について解説します!!
基礎科目は基本的に必修・準必修のことを指します。具体的には、
必修授業:既修外国語、初修外国語、情報、身体運動・健康科学実習、初ゼミ
準必修:社会科学・人文科学(文科生)、自然科学(理科生)
などがあります。
具体的には、社会科学は法1や数学1
人文科学はことばと文学1、心理1などがあります。
自然科学は基礎実験、数理科学、物質科学、生命科学の四つに分かれています。
理系で履修が多いのは、文系に比べて自然科学の科目数が多いためです。
総合科目は、皆さんが想像するいわゆる履修のイメージに合う科目群です。具体的には、系列ごとに取得しなくてはならない最低単位数が決められていて、所属する科類ごとにその単位数は分かれています。その条件さえ満たせば多種多様な授業の中から好きなものを好きなだけ選択できるという、自由度の高い科目群です。具体的には以下の7系列に分かれています。
L系列:「言語・コミュニーケーション」
A系列:「思想・芸術」
B系列:「国際・地域」
C系列:「社会・制度」
D系列:「人間・環境」
E系列:「物質・生命」
F系列:「数理・情報」
それぞれの系列ごとに内容豊富な授業が多数に開講されていて、自分の興味ある講義だけを履修することができます。
それぞれの、系列のおすすめ授業をまとめた記事はこちらです!!
主題科目は、
・学術フロンティア講義(最先端の研究に関するオムニバス形式の講義)
・全学自由研究ゼミナール(主に少人数向けに開講されるゼミ形式の授業)
・全学体験ゼミナール(ものづくりやフィールド調査など、実際に体を動かして学ぶ授業)
・国際研修(実際に海外で言語や専門的な分野に触れる研修)の4種類の科目群の総称である。
科類に関わらず、最低2単位を取得することが求められている。授業内容を「〇〇論」「〇〇学」といったテーマに合わせなくてはならないという制約がないため、担当教員の専門分野について、より深く知ることができるというのが特徴だ。
主題科目のおすすめ講義に関してもまとめている記事はこちらです!!
基礎科目の履修を前提として、高度な内容に踏み込むために必要な学問研究の方法と発想を、より深く身につけてもらうことを目標とする授業群です。
展開科目は、基礎科目の知識を前提に、高度な内容に踏み込むために必要な学問研究の方法と発想を、より深く身につけてもらうことを目標とする授業群です。
全科類を通して、最低取得単位数が定められていないのでそのため履修しない人が少ない科目でもあります。
具体的には、
の四つから構成されています。
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UTmapの記事をお読みいただきありがとうございました。