入学準備
【東大】PCってどこで買うの?生協?それ以外?【東大生が教えます】
解説記事
皆さん、こんにちは。UTmap編集部の山岡です。
「成長したいならインターン」
「稼ぐなら家庭教師」
僕の周りの東大生からは最近こんな声ばかりが聞こえてきますが、皆さんはいかがお考えでしょうか?
僕も当初、これと似た考えを持っていました。
1Aが終わる頃には2Sの自由な時間に向けて必死でインターン先を探し、Webサイト上で見つけたものに半年ほど没頭してみたものの、一般的なその業務の大半は社員さんの負担を減らすための雑務ばかり。
一方で家庭教師は時給こそ高いものの週2回4時間しか入れないために、まとまった収入を確保できない。
そこで4月から新たに始めるバイトに悩む私山岡が、個別指導塾TOMASの1日体験を通じて、そのお仕事の魅力について飛び込み調査をしてきました!!
結論から言うと、TOMASの講師アルバイトは以下の3つの魅力があると感じました。
①生徒さんへの指導を通した人間的“成長”
②まとまった時間シフトに入ることで得られる“お給料”
③生徒さんの学びに伴奏する中で生まれる“歓び”
以下で1日体験の様子とそこで僕自身が感じたことを素直に記していきたいと思います!
まずは研修。研修は現場研修と板書研修の2つに分かれていました。ここでは講師としての最上位目標は「生徒の成績をあげること・夢の第一志望校に合格させること」という話に始まり、日々の授業前後の動きやコンプライアンス遵守の内容など、多岐に渡ってTOMASの講師としてのあるべき姿をご指導いただきました。今回の現場研修では1対1で行なっていただき、講師に対するサポートの手厚さにも驚かされました。
続いて早速授業の準備に移ります。担当科目は英語。生徒さんは2022年4月から高校3年生になる男の子でした。今回は関係詞の授業ということで、まず適切なレベルの文法問題を探します。受験勉強から離れて3年が経過しているうえに、ハイレベルな高校生に教えることの不安は拭えませんでしたが、研修してくださった先生はとても優しく、こちらもサポートしてくださいました。今回は事前に問題を解いて入念な授業準備を行いましたが、授業レベルや講師の方によっては授業中に一緒に解いていくパターンもあるそうです。
さて授業の時間になりました。チャイムが鳴り、しっかりと挨拶をしてから授業開始です。今回は初回ということで、お互いの自己紹介をしてから授業の本題に入りました。体験授業に付き合ってくださった生徒さんは早慶レベルを志望とのこと。「夢の第一志望への合格」を思い出し、こちらも気持ちが引き締まります。
まずは問題をいくつか解いてもらうことに。早速答え合わせをしてみたのですが、目標の合格率には達していません。ここで対話をする中で、関係詞の理解よりも前に文構造の理解がまだまだ浅いということに気が付きました。ここで軌道修正。生徒の状況をしっかり観察して臨機応変に対応できるのは、完全1対1の指導を貫くTOMASならではです。
どうしたら生徒さんの理解が進むだろうか、どんな問題が出ても自分1人で問題が解けるようになるにはどうすれば良いだろうかと考えに考え、高校入学当初にチラッと学んだ5文型をおさらいしながら、各文法問題の文構造をじっくり紐解いていきます。一緒に考える中で生徒さんも徐々に感覚を掴み始め、僕のヒントがなくても文構造を説明できるようになってきました。
そんなこんなで集中して授業に取り組んでいたところ、ふと時計を見ると既にもう50分が経過。必死に教えたからか、時間の経過がとても早く感じました。
休憩を取ろうかと提案したのですが、その必要はないと生徒さん。その意欲的な姿に自分の高校時代を重ねてしまい、胸を打たれました。
授業後半では英文法はどのように勉強すべきか、という方法論などについても何点か織り交ぜながら、少し応用的な内容にチャレンジし、規定の80分授業を終えました。
授業が終わって感じたのは主に2つです。
まず1つ目は「頭をこんなにフル回転させたのは、久しぶりだ」ということ(笑)。
問題の正解をただ解説するのではなく、どういう手順で考えたらこの解が導かれるのか、生徒さんはそのどこでつまづいているのか、試行錯誤を重ねたくさん頭を使いました。大学に入ってからレポートやゼミの発表など結果や評価が見えにくいものに対しては、時に手を抜いてしまうことも少なくありませんでした。しかし、お金をいただいて、実際に生徒さんを目の前にしての授業ではその妥協が一切許されません。
その意味で誠実に向き合い、真剣に考えることを通じて、人間的な成長が得られるのではないかと強く感じました。
そして2つ目として「夢に向かう生徒さんに伴走できる歓び」を感じました。
生徒さんは第一志望校に向けて勉強をしています。その姿は目を見張るものがありました。それでも我々が当時そうであったように数多くの困難に直面します。難しい内容、解けない問題、わからない原因。我々講師はそうしたときに共に悩み、その問題を共に乗り越えることが求められています。走り抜ける受験のその日まで、生徒さんとはたくさんの苦楽を共にすることでしょう。もちろん生徒さんにはさまざまなタイプの人がいます。担当になった生徒さんとはどうしたら良い関係性を築けるのか、どうしたら自己開示してもらえるのか。ただ科目を教えるだけではなく、その一人間としての真摯な向き合いの過程に得られるものもたくさんあるように感じました。
なお今回は授業1コマ分しか体験しませんでしたが、多くの大学生講師は1日に2,3コマ担当し、講習会期間では5,6コマ担当することもあるそうです。家庭教師と比べてしまうと時給単体では劣りますが、自分が望めばシフトに長く入ることができるので、結果的には十分なお金をいただくことができそうです。
また校舎も91校あるため、家の近くで働くことができそうですね。(実際に私も最寄り駅から1駅の校舎で授業をさせていただきました。)
振り返るとこのTOMASの塾講師1日体験では、TOMASに根付く一体感なるものを感じることができました。それは生徒さんと講師の関係に留まらず、講師と校舎の先生においても同じです。良い意味で少し緊張感があり、一方で温かさのあるあの空間に身を置くことは、きっと生徒さんだけでなく我々東大生にとっても刺激的な経験となるはずです。
新しく東大に入学した人、新しいことを始めようとしている人。全ての東大生におすすめのバイトであるということをこの1日で実感しました。
TOMASでは、新年度に向けて東大生講師を募集中です。
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