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こんにちは!一橋map商学部のはちです。
一橋大学を目指している受験生の皆さんの中には、「学部ごとの違いがいまいち分からない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、商学部に入学された新入生の方の中にも、「商学部で4年間どのようなことを学ぶのか、まだよく分からない」という方がいるかもしれません。
そこで今回は、一橋大学商学部で学ぶことや特徴について解説します!商学部4年生の先輩にも実際の学生生活についてインタビューしてみたので、ぜひ最後までご覧ください。
一橋大学商学部 公式ページ:https://www.cm.hit-u.ac.jp/learning/
商学部では、「なぜこの商品は売れるのか」「企業はどのように利益を生み出しているのか」「会社のお金はどのように管理されているのか」といった、企業活動に関わる事柄をさまざまな角度から考えます。
主に学ぶ分野は、
の4つです。
まず1年次には、これら4つの分野の授業を幅広く履修し、それぞれの分野の基礎知識を習得します。
学年が上がるにつれて履修の自由度は高くなり、自分の興味・関心に応じてより専門的な講義を選択できるようになります。そのため、最初に幅広く学んでから、自分の興味関心に応じて専門分野を絞っていけることが特徴です。
また、一橋大学全体の特徴として「学部間の垣根が低い」ため、経済学部や法学部、社会学部、SDS学部の授業も含めてほとんど全ての科目を履修することが可能です。他学部で開講されている授業でも、興味関心に応じて学ぶことができるのは一橋大学ならではの魅力です。
一橋大学商学部では、1年次から4年次を通じてゼミ形式の授業があり、「ゼミの一橋」の発祥でもある商学部独自の特徴です。
ゼミ(ゼミナール)とは、一橋大学で100年以上も続いている伝統的な教育スタイルです。興味や関心のある分野について、そのテーマを専門としている教授の下で少人数で議論や研究を行います。週に1回開講され、主にテーマに沿った課題図書の輪読や要約のほか、調査成果の発表などを行うことが多いです。講義で知識を得るだけではなく、少人数制のゼミを通じて議論を行うことでアウトプットする環境が整えられています。
ゼミの授業は学年ごとに次のように段階的に構成されています。
1・2年次の導入ゼミ・前期ゼミでは、課題図書の輪読、要約、論点の設定などを通じて「読む・書く・考える」という基礎能力を身につける他、ゼミの専門領域について議論や発表を行うことを通じて分野に対する理解をより深めることができます。半年ごとにゼミを選択することができるため、興味がある分野のゼミを継続して履修することも、様々な分野のゼミを半年ごとに履修することも可能です。1・2年次でのゼミ活動を通じて、後期ゼミの選択に向けて興味関心のある分野を見つけることができます。
3・4年次の後期ゼミでは、同じ教授のゼミを2年間継続して履修します。12人前後の学生と専門領域について集中的に議論や発表、研究を行うことで学びを深めていきます。また、基本的には3・4年次に所属するゼミで卒業論文を書くことになります。少人数のためゼミ生との関わりが密で、大学生活後半の重要なコミュニティの一つにもなっています!
商学部と経済学部は、似たことを学んでいると思われがちですが、学ぶ内容や対象には違いがあります。
商学部では、企業やビジネス活動が主な研究対象であり、経営学や会計学、マーケティング、金融などの分野を通じて、企業がどのように組織を運営しているのかや、商品やサービスの提供を通じた利益創出について学びます。そのため、経済学だけでなく、社会学や心理学などの考え方も幅広く活用します。
一方、経済学部では、個人や企業、政府など、社会を構成するさまざまな主体や制度を対象とします。ミクロ経済学やマクロ経済学などの理論を中心に、景気や貿易、財政、経済成長、教育、労働といった社会全体に関わるテーマを分析します。
そのため、経済学部では「国全体の経済」や「市場の仕組み」を分析することが多い一方、商学部では「企業」や「消費者」に焦点を当てることが特徴です。
また、経営学・マーケティング・会計学は商学部ならではの専門分野です。
DDP(データ・デザイン・プログラム)とは、一橋大学で学部横断的に開催されている、AI・データ分析・デザイン思考を組み合わせて、商品開発やマーケティング、企業経営、データ活用などについて学んだり、企業や自治体などと産官学連携の取り組みを行ったりできる実践的な教育プログラムです。 プログラム生は専用の部屋の他に3Dプリンターなどの様々なリソースを使用することができるため、集中して議論や実践的な活動を行うことができます。
1年次の終わりに選考が行われ、合格者は2年次から4年次まで所属学部の授業と並行して履修します。商学部のプログラムの1つであり、商学部の授業との関連も深いですが、他学部生でも履修することができます。一方で、募集人数1学年30人のうち約20名は商学部から選出されるため、特に参加を希望する場合は商学部がおすすめです。
DDPについてはこちらのインタビュー記事で詳しく解説しています。
また、DDPの詳細はこちらの公式HPからも確認できます。
一橋大学商学部 データ・デザイン・プログラム:https://hddp.jp/
実際の学生生活について、商学部4年生のR.Mさんにインタビューしました!
<プロフィール>
名前:R.Mさん
学部・学年:一橋大学商学部 4年(インタビュー当時)
※本記事に掲載されている内容は、取材時点でのものです。最新情報は商学部HPなどをご確認ください。
R.Mさん:
経営学やマーケティングなど、社会に出てからも役立つ実践的な内容を学びたいと考え、商学部を選びました。また、一橋大学は入学後すぐに商学部に関連する専門的な学びを始められる点や、ゼミなどの少人数教育があることも魅力でした。
また、私は現在DDP(データ・デザイン・プログラム)にも参加しています。経営やマーケティングの他にプログラミングやデータ分析なども学べるため、商学だけにとどまらない幅広い学びができています。
R.Mさん:
商学部では、経営学・会計学・マーケティング・金融の4つの分野について学びます。最終的には4つの分野の中から自分の専門を決めますが、1年生ではすべての分野の導入科目を履修するので、その中から自分の興味関心がどこにあるのかを考えることができます。
私自身も「広告を見るのが好き」という理由から、マーケティングに特に興味をもち商学部に入りましたが、授業を受ける中で会計学や企業経営にも面白さを感じたため、現在は会計やコーポレートガバナンスについて学ぶゼミに所属しています。
そのため、「まだ何に興味があるか分からない」という人でも安心して学べる環境だと思います。
R.Mさん:
マーケティングマネジメントという授業が面白かったです。この授業では、マーケティングシミュレーションゲームを用いて、企業のマーケティング戦略の策定について実践的に学ぶことができます。講義で学んだ理論を実際の戦略策定に応用することで、マーケティング戦略に対する理解をより深めることができました。
他にも、企業の方や官公庁の方がオムニバス形式(意:授業ごとに講師が変わる授業)で講義してくれる授業も多く開講されていて、そういった授業もとても面白いです。
また私自身はまちづくり系の授業にも興味があったので、社会学部の授業も多く履修していました。
マーケティングマネジメントのインタビュー記事はこちらをご確認ください!
また、こちらの授業に関しては、HIT MAGAZINEにて以下のような学生座談会の記事もあります!
講義「マーケティング・マネジメント」学生座談会:https://www.cm.hit-u.ac.jp/hitmagazine/2025/04/post-59.html
R.Mさん:
商学部は、試験とレポートが半々くらいです。
毎回の授業で数百字程度のリアクションペーパー(リアぺ)を提出する授業や、小テストがある授業もありますし、中間・期末レポートのみの授業、試験のみで評価される授業もあります。
レポートの内容は授業によって様々ですが、学んだ内容を活用しながら具体的な企業について分析を行ったりするものが多い印象です。
R.Mさん:
高校の公共や政治・経済で学ぶ「需要と供給」の考え方は、商学部にも通じる部分があると思います。例えば、商学部科目の1つである「ビジネス・エコノミクス入門」「ビジネス・エコノミクス基礎」では、高校で学んだ内容を数式なども用いながら、より発展的に学びます。
また商学部では、高校の授業ではあまり扱わないような、企業経営やマーケティング、会計などの実践的な内容を学べる点も大きな魅力です。
R.Mさん:
真面目な学生が多いですが、本当にさまざまです。また、ゼミによってカラーも異なるので、自分に合ったゼミを選べば、価値観の合う友人とも出会えると思います。
公認会計士などの資格取得に向けて勉強に力を入れる人もいれば、部活動やサークル活動を頑張る人、バイトに力を入れる人、起業する人もいます。また、勉強が忙しすぎて他の活動ができないということはほとんどなく、いろいろなことに挑戦しやすい環境だと思います。
R.Mさん:
商学部は女子が約3割程度で、一橋大学全体も同じくらいの割合な印象です。
私の印象にはなってしまうのですが、経済学部やSDS学部は女子が約1割で女子学生が少なく、逆に社会学部は4割程度で女子学生が多めというイメージがあります。
R.Mさん:
一橋大学は学生数が少ないため、留学には行きやすい環境が整えられていると思います。大学全体でも、2週間の語学研修から1ヶ月の短期留学、半年〜1年の長期留学など、さまざまな留学制度があり、世界中の名だたる大学と提携しているため、様々な国で専門的に学ぶことが可能です。ちなみに私のゼミでは16人のゼミ生のうち、4人が長期留学をしています。私は長期留学ではないのですが、1ヶ月間の語学研修でアメリカに行きました。
また、商学部にはSSP(渋沢スカラーシッププログラム)という留学する人向けのプログラムもあります。SSPには、1学年15名が参加でき、1年次の終了時に選抜があり2年次からプログラムがはじまります。SSP生は、海外へ長期留学に行くだけでなく、一橋大学内でも専門科目を英語でも学ぶことになるため、グローバルに活躍できる人材を目指せると思います。
R.Mさん:
1年生の時の時間割をお見せするので、大学生活のイメージを膨らませるのに役立てばうれしいです。時間割は春夏学期(4~7月)と秋冬学期(9~12月)で変わります。


R.Mさん:
商学部では、どんな企業でも役に立つような知識を学べるので進路は幅広いです。金融やコンサル、商社をはじめ、メーカー、マスコミ、ITなどに行く人もいます。また、MBAに進学したり国家公務員などを目指す人もいます。大学1、2年生の頃から公認会計士資格の取得を目指し勉強している人が一定数いるのも特徴です。具体的な商学部の進路実績は商学部公式HPに載っているので、気になる人はぜひ確認してみてください!
R.Mさん:
私が受験生の頃は「数学が苦手なのに商学部でやっていけるのだろうか…」と悩んでいました。結論としては数学が苦手でも大丈夫です!一橋大の入試の数学は難しいことで定評がありますが、勉強を頑張るか他の科目で得点をすれば、数学が苦手でも合格することは十分可能だと思います(頑張ってください!)。
一方で、在学中に数学を使用する場面は「必修の数学の授業」と「金融や統計、経済系の科目で数学を使用する」の主に2つです。必修の数学の授業は、主に微積や線形代数など高校の授業の発展的な内容について扱います。数学が苦手な人には少しきつい場面もあると思いますが、数学が得意な人と協力しながら勉強することでなんとかなると思います!また、商学部にはプログラミングや金融、会計、経済などの数学を多く使用する分野ももちろんありますが、経営学やマーケティングなど、比較的定性的な分野も多くあるので、自分の興味関心と得意に合わせて授業を選ぶことが重要だと思います。
ぜひ一橋大学の商学部に魅力を感じて頂ければ幸いです!受験頑張ってください!
いかがでしたでしょうか?今回は、商学部の魅力や特徴を受験生向けにご紹介しました。
この記事が、大学選びや学部選びの参考になれば幸いです!
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