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【京大生向け】後悔しない研究室選び①|自分に合う研究室を見つける3つの軸

【京大生向け】後悔しない研究室選び①|自分に合う研究室を見つける3つの軸

プログラム解説

こんにちは!京大map運営チームの工学部のペンギンです。

京大の理系学部では、3回生後期~4回生初めにかけて、研究室配属が行われる学部・学科が多いと思います。配属が近づき、「何を基準に研究室を選べばいいの?」と迷っている人も多いのではないでしょうか。

研究室選びはその後の学生生活を大きく左右します。「忙しいらしい」「先生が有名だから」という評判だけで決めてしまう人も少なくありませんが、同じ学科・専攻の中でも、研究内容や指導のスタイル、求められる成果のレベル、拘束時間、卒業後の進路までかなり違います。

大事なのは、「その研究室が世間的に良いかどうか」ではなく、「自分が将来なりたい姿や送りたい学生生活に合っているかどうか」だと思います。今回は、そのための「将来」「研究」「環境」という3つの軸を紹介します。

この記事では主に、実験や調査、数値計算をする理系の研究室を念頭に置いていますが、選ぶ観点は、文系のゼミ選びでも応用できるはずなので、文系学部の方にも読んでいただけたら嬉しいです!

自分に合う研究室を見つける3つの軸

① 将来との接続―研究室で何を得たいか

まず考えてほしいのが、研究室での経験を卒業後にどうつなげたいかということです。

博士後期課程に進んだり研究者を目指したりするなら、国内外の学会発表や論文執筆、学術誌への投稿、英語での発信といった経験が効いてきます。逆に民間企業への就職を考えているなら、専門知識そのものより、データ分析やプログラミング、実験、プレゼン、共同研究といった経験を通じてどんな力を伸ばしたいかを考えたほうがいいでしょう。海外留学や国際的な仕事に興味があるなら海外学会や海外研究者との共同研究、就活や長期インターンにも力を入れたいなら研究以外の活動との両立のしやすさが気になるところです。

将来の職業まで決め切る必要はありませんが、今の時点で「なんとなくこの分野に興味がある」くらいの方向性を仮決めするだけでも、研究室は比べやすくなります。

研究を続けたいのか、企業で専門性を活かしたいのか、海外で活動したいのか、特定の技術を身につけたいのか、それとも研究以外にも挑戦したいのか。まだ将来の方向性を迷っている人は、京大mapの姉妹サイトであるキャリア教育プラットフォーム「CONCORD Academyの「キャリア設計のはじめ方」なども参考にしながら、自分がどんなことに関心を持っているかを整理してみることから始めるとよいと思います。

② 研究との相性―何を、どのように研究したいか

研究テーマに興味を持てるかは言わずもがなですが、意外に大事なのが、研究方法にも興味を持てるかどうかです。

研究室名や教員の専門分野に惹かれても、日々の研究活動が自分に合うとは限りません。同じ分野でも、実験、現地調査、数値計算、プログラミング、データ分析、理論研究、企業や行政との共同研究など、研究室によってやり方は大きく違います。文系でも文献調査、資料調査、インタビュー、フィールドワーク、統計分析などさまざまです。

現地調査に惹かれて研究室を選んだのに、実際にはデータ整理やプログラミングが研究時間の大半を占めていた、ということも起こり得ます。逆に計算中心の研究をしたい人が実験や現地調査の多い研究室に入ると、負担に感じるかもしれません。テーマの名前だけでなく、「普段どんな作業をしているのか」まで見ておく必要があります。

また、

  • 自分でテーマを考えたいのか/教員が用意したテーマに取り組みたいのか
  • 一人で集中して進めたいのか/議論しながら進めたいのか

こうした違いもあります。これまでの授業や課題を振り返って、「面白かった作業」と「苦痛だった作業」を書き出してみると、自分と研究方法の相性が見えてきやすいです。

③ 環境との相性―どんな条件なら研究を続けられるか

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配属ルールも早めに確認しておこう!

自分に合う研究室が見つかっても、必ず配属されるとは限らないことは注意が必要です。

学部からの研究室配属は、成績や抽選、学生同士の話し合いなどで決まることが多く、決め方は学部・学科だけでなく年度によっても異なります

そのため、配属ルールについては次のような点を早めに確認しておきましょう。

  • 研究室ごとの定員
  • 配属の決め方
  • 成績がどれくらい影響するか
  • どの科目・どの時点までの成績が使われるか
  • 希望者が定員を超えた場合の扱い
  • 第一希望に外れた場合どうなるか

希望者が定員を超えれば、成績順で決まるという学部・学科も多くなっています。だからこそ、配属が近づいてから慌てるのではなく、日ごろから授業にしっかりと取り組み、ある程度の成績をとっておくことが大事です。成績が良ければ必ず希望が通るわけではありませんが、選択肢を狭めないための備えにはなります。

まとめ

研究室を選ぶときは、まず「将来・研究・環境」の3つの軸から、自分が研究室に求めることを整理してみましょう。そのうえで、「これだけは譲れない」という条件に優先順位をつけると、候補を比較しやすくなります。

一方で、希望する研究室に必ず配属されるとは限りません。配属方法や定員、成績の扱いなども確認し、第一希望だけでなく複数の候補を考えておくことが大切です。

「自分に合っているか」と「実際に配属される可能性があるか」は、どちらも研究室選びには欠かせません。まずは自分なりの判断軸をつくり、そのうえで配属条件を確認しながら候補を絞っていきましょう。

次回の記事では、希望する研究室の実態を調べる方法と、研究室訪問で教員や学生に聞いておくべきことを紹介するので、こちらもぜひご覧ください!

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