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卒業生のキャリア
こんにちは!一橋mapのはるです。
一橋大学を目指している受験生の皆さんの中には、「学部ごとの違いがいまいち分からない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、法学部に入学された新入生の方の中にも、「法学部で4年間どのようなことを学ぶのか、まだよく分からない」という方がいるかもしれません。
そこで今回は、一橋大学法学部で学ぶことや特徴について解説します!
法学部3年生の先輩にも実際の学生生活についてインタビューしてみたので、ぜひ最後までご覧ください!
一橋大学法学部:https://www.law.hit-u.ac.jp
法学部では、「なぜこのルールが存在するのか」「権利が侵害されたとき、どのように解決されるのか」「国家や権力はどうあるべきか」といった、社会秩序を支える「法」と「政治」と「国際関係」について幅広く学びます。
一橋大学法学部では、以下の7つの学問領域から多種多様な科目が開講されています。
1・2年次には、学部導入科目や前期指定基礎科目を中心に、憲法・民法・刑法といった主要な法律科目や国際政治・国際関係史といった国際関係系科目の基礎を身につけます。発展科目では、こうした基礎をもとに、知的財産法・環境法・情報法・ジェンダーと法・少年法・国際租税法など、より特定の領域に特化した科目を学びます。最初に幅広く法学の骨格を学んでから、自分の興味関心に応じて専門分野を絞っていけることが特徴です。
また、一橋大学全体の特徴として「学部間の垣根が低い」ため、経済学部や商学部、社会学部、SDS学部の授業も含めてほとんど全ての科目を履修することが可能です。
法学部では、3年次への進学時に以下の2つのコースから自分の専門を選択します。
なお、コースの選択はゼミの選択とは独立しており、たとえば法学コースに所属しながら国際関係のゼミを選ぶことも可能です。
一橋大学法学部では、3年次から本格的なゼミナール(以下、ゼミ)が始まります。専門分野のプロフェッショナルである教授と少人数(1ゼミ7名程度)の学生で授業が行われ、判例の検討や文献購読、ディスカッションなどを通じて専門知識と法的思考力を深めます。教授によってはゼミ合宿などのイベントが開催されることもあります。
基本的には3・4年次に所属するゼミで卒業論文を執筆します。他大学の法学部では卒業論文が必修でないことも多い中、一橋大学法学部では全員が卒業論文を書くことが求められており、これは一橋大学法学部ならではの特徴の一つです。少人数のためゼミ生との関わりが密で、大学生活後半の重要なコミュニティの一つにもなっています!
一橋大学法学部の特徴として、法律学だけでなく政治学・国際関係学の授業も充実しています。国際法・国際政治・国際関係史・国際安全保障など、国境を越えた問題を扱う科目が幅広く開講されており、「法と政治と国際社会」という複合的な視点から社会を捉える力が身につきます。法律の専門家を目指す方はもちろん、政策や国際問題に興味のある方にも向いている学部です。
法学部卒業後の進路は非常に多様です。法曹(弁護士・裁判官・検察官)を目指して法科大学院(ロースクール)へ進学する方、国家公務員・地方公務員として公共の分野で活躍する方、一般企業の法務・経営企画などの部門に就職する方など、様々なキャリアパスがあります。法律の知識は社会のあらゆる場面で活かせるため、幅広い選択肢の中から自分の将来を考えられることも法学部の魅力の一つです。
一橋大学法学部には、学部とロースクール(法科大学院)を一貫して学べる「法曹コース」という制度があります。通常は学部4年+ロースクール2年の計6年かかるところを、条件を満たせば学部を3年で早期卒業し、最短5年で修了することも可能です。
法曹コースの主なポイントは以下の通りです。
法曹を目指している方はもちろん、ロースクール進学を視野に入れている方にも注目の制度です。一橋mapでは実際にコースに参加した先輩へのインタビュー記事を掲載しているので、興味のある方はぜひご覧ください!
社会学部等では導入科目・基礎科目の多くがオンデマンド形式で開講されているのに対し、法学部の授業はほとんどが対面形式で行われます。また、試験も教室で受ける教場試験が中心です。
対面授業が多いことで授業のリズムが生まれ、学習習慣を保ちやすい一方、自分のペースで時間を組みたい方にとっては、スケジュール管理が重要になります。教場試験では、条文や判例の理解をもとに記述式で解答する形式が多く、日頃からの継続的な学習と復習が求められます。
法学部では社会学部と同様に、第二外国語が必修科目として設定されています。ドイツ語・フランス語・ロシア語・中国語・スペイン語・朝鮮語の中から1言語を選択します。英語に加えてもう一言語を学ぶことで、国際的な視野を持った法律家・政治学者としての素養を養います。
実際の学生生活について、法学部3年生のH.Mさんにインタビューしました!
<プロフィール>
名前:H.Mさん
学部・学年:一橋大学法学部3年(インタビュー当時)
※本記事に掲載されている内容は、取材時点でのものです。最新情報は法学部HPなどをご確認ください。
H.Mさん:
元々社会学部と迷っていました。法律を勉強したいというより幅広い学問を学びたいという気持ちがあり、日本史に関心があったことから社会学部にも関心があったんです。最終的には共通テストの結果を踏まえ、法学部を選びました。法学部の方が配点のバランスが良く、自分に合っていたためです。今は行政学を専門的に勉強しているのですが、とても楽しいので法学部を選んで良かったと思っています。
H.Mさん:
法学部は、法学コース、国際関係コース、法曹コースの3つのコースに分かれていて、僕は法学コースに所属しています。自分の専門の領域はどこのゼミに所属するかで決まり、僕は行政学を勉強しています。(一橋大学では、全学部の学生全員が3年生から後期ゼミに所属することになります。)2年生のときに履修した行政学の授業が面白かったのがきっかけで、今のゼミを選びました。中央官庁の職員の方や地方公共団体の首長の方からお話を伺う機会もあり、楽しく勉強できています。
一橋mapでは、150以上のゼミ情報を掲載しています。こちらのリンクから法学部のゼミの様子もチェックしてみてください!
H.Mさん:
法学部は、レポートよりもテストで評価されることが多いです。教場試験(大学の教室で対面形式で行われる試験)も多く、授業資料などを持ち込んでも良い形式のものもあります。授業に出席していたかはチェックされず、教場試験で100%評価するものが多いです。小テストの点数が加味される授業もありますが、毎授業後に課題があるタイプの授業は少ない印象です。
H.Mさん:
一部繋がっています!例えば、国際系の科目で〇〇史というタイトルの授業は、世界史の知識が前提となっていることがしばしばあります。僕は受験の際、日本史と倫理政経の2つを選択していたので、前提知識がなく、苦戦した授業がありました。国際系の科目に関心がある人は、世界史を勉強していた方が苦労しないかもしれません。
H.Mさん:
僕の1年生のときの時間割をお見せします!時間割は春夏学期(4~7月)と秋冬学期(9~12月)で変わります。


1年生のときは1日1〜3コマほど履修していました。PACEという全学部の学生が受ける英語の授業と第二外国語の授業がそれぞれ週2回あるので、全休(1日授業がない日)を作りにくいです。僕は1年生のときは秋までバイトはしておらず、6月にあるKODAIRA祭までは、ほぼ毎日友達と遊びに行っていました。
H.Mさん:
法学部の授業はテスト一発で成績が決まることも多いので、テスト前の期間はバイトのシフトを減らすなど調整するようにしています!周りの法学部の友達もテスト前は予定を空けて集中的に勉強している人が多いです。
H.Mさん:
法学部と聞くと法曹と結びつける人が多いと思いますが、法曹を目指している人はそこまで多くありません。法学部の一学年の学生180人のうち法曹コースに在籍する人は25人ほどです。法曹コースに入らずにロースクールに行く人や、公共政策大学院に行く学生もいます。公務員を目指す学生の比率が高いゼミもありますが、就職先は一橋大学の他の学部の生徒とそこまで変わらない印象です。僕も民間企業への就職活動をしています。
H.Mさん:
法学部と聞くと「法律家を目指す人の学部」というイメージを持たれがちですが、実際には法曹を目指している人はそこまで多くありません。僕自身も法律を学びたいというよりは、幅広い学問に触れたいという気持ちで入学しました。今は行政学を専門に勉強していますが、法学部には法律・政治・国際関係と幅広い分野があるので、入学後に自分のやりたいことを見つけることも十分できると思います。
「法学部に興味はあるけど、法律家になりたいわけじゃない」という方も、ぜひ前向きに検討してみてください!皆様のご入学をお待ちしています!
いかがでしたでしょうか?今回は、法学部の魅力や特徴を受験生向けにご紹介しました。
この記事が、大学選びや学部選びの参考になれば幸いです!
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