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こんにちは。京大map運営のかんです。
後期の履修登録を前に、「前期の反省を踏まえて時間割を組みたい」「卒業要件を満たしつつ、興味のある授業も取りたい」と考えている1・2回生も多いのではないでしょうか。
今回は、後期の履修を組む際に押さえておきたいポイントと、主要な科目群からピックアップしておすすめの講義をご紹介します。今のうちに知っておくと、充実した後期を過ごすための参考になるはずです!
※この記事は主に2026年度後期のシラバス・履修要項を参考にしております。開講状況や情報は変更される場合があるため、最新情報は必ず公式の学務情報システム(KULASIS等)をご確認ください。
1・2回生の皆さんも履修の組み方についてなんとなく理解してきた頃合いだとは思いますが、後期の履修の組み方で注意すべき点も存在します。
前期に英語リーディング、英語ライティング-リスニングA、初修外国語(ドイツ語IA・フランス語IA・中国語IA・スペイン語IAなど)の単位を落としてしまった1回生は、後期の履修を組む前に必ず確認しておきたいポイントがあります。
京大では、こうした学生向けにKULASISの「外国語予備登録」ページが用意されており、後期に受講する「単位未修得者クラス」または「再履修クラス」を予備登録することができます。ただし対象になるのは、前期の指定科目(上記の科目)で単位が認定されなかった場合に限られる点に注意しましょう。
後期から履修する語学を英語・ドイツ語・フランス語に変更したい場合や、3か国語以上を新規に履修したい場合など、外国語予備登録ページから申し込めないケースもあります。その場合は、期限までに全学共通科目学生窓口へ申し出る必要があります。申込期限は年度ごとに案内されるため、必ずKULASISのお知らせで最新の日程を確認してください。
参考URL:全学共通科目履修の手引き、令和8年度後期 全学共通科目履修登録の補足事項
自分の学部の卒業要件で、どの科目群があと何単位必要かを確認しましょう。2回生までの履修の状況がコース登録に関わる学部・学科もあるので、特に2回生は改めて確認が必須です!人文・社会科学科目群や自然科学科目群はどの学部でも必要になることが多いため、後期のうちにまとめて取っておくと、3回生以降に専門科目と重なって忙しくなるのを避けられます。
また、面白そうな科目を見つけても、それが自分の卒業要件に算入されるかどうかは学部によって異なる場合があります。履修登録の前に、必ず自分の学部の履修要項やシラバスで確認しておきましょう。
上記のポイントやこれまでの履修の組み方の反省を踏まえて、よりよい時間割を目指してみてください。
京大mapでは履修の組み方の役に立つ記事を掲載しています。皆さんの授業選びの一助になるはずなので、ぜひこちらもご覧ください!
美学・美術史に関する講義で、田口かおり先生が水曜4限に開講しています。作品の鑑賞やキュレーションの視点から、創造という行為そのものを考える内容になっており、講義に加えて演習形式の科目も用意されています。文系・理系を問わず、アートに関心がある人におすすめです。
■シラバス:創造ルネッサンス論B
理学研究科の教員十数名が回ごとに担当するリレー講義で、宇宙について大きなスケールの話を聞ける内容です。水曜4限・5限など複数のコマで開講されており、上野悟先生、永田伸一先生、佐々木貴教先生をはじめとする天文学・宇宙物理学の第一線の研究者陣が講義を担当しています。最先端の観測研究に触れられるとあって、学生からの評価も高い人気科目のひとつです。
■シラバス:宇宙科学入門
私たちの日々の暮らしの中で、口伝えに受け継がれてきた言葉やモノ、ワザに光を当てる講義です。教科書的な歴史とは異なり、文字資料に残らない「普通の人々」の歴史を、人生儀礼や信仰行事、口頭伝承といったテーマから読み解いていきます。誕生・婚姻・葬送などの人生の節目や、年中行事、民俗芸能まで幅広く扱うため、日本文化や自分自身の暮らしを見つめ直すきっかけになる科目です。聞き書きなど民俗学ならではの調査手法にも触れられるのが特徴です。評価方法はレポートで、比較的取り組みやすいという噂も・・・
■シラバス:民俗学II
労働法について学ぶことができる授業です。給料や残業、内定、昇進、転勤、解雇、有給休暇、フレックスタイムといった身近なテーマから、労災補償、男女平等、育児・介護休暇、非正規雇用、労働組合まで、職場で実際に起こりうる法律問題を具体的に学ぶことができます。アルバイトや就職後に直面するかもしれないトラブルへの備えとして、実生活に直結する内容が魅力です。また、期末試験は六法全書の持ち込みが許可されており、教科書の例題を解いて挑めば比較的楽に単位が得られるという声も挙がっています。
■シラバス:労働と法
ベーコンの香りや朝のコーヒー、バターが固体である理由など、日常のふとした疑問を化学の視点から解き明かす英語開講の科目です。味覚や香りの仕組みから、カフェイン・アルコール、法医学、鎮痛剤や毒の化学、石鹸・シャンプーの仕組み、色の化学まで、身近なテーマを毎回一つずつ取り上げます。授業はグループプレゼンテーションも含まれるため、留学生・日本人学生を問わず交流しながら英語で学べるのも特徴です。選択必修のE科目としておすすめです!
■シラバス:Everyday Life Chemistry-E2
情報学研究科附属の次世代情報・AI教育研究センターが提供する全学向けの科目で、CHU, Chenhui先生が木曜1限に開講しています。急速に社会へ浸透している生成AIについて、体系的に学べる内容になっています。文系・理系を問わず、これからの社会で役立つ知識を身につけたい人に向いています。出席点とレポート、および生成AI を用いた最終レポートで成績が算出されます。
■シラバス:生成AI概論
「歩く」ことに焦点を当てた実習科目で、世界遺産を含む京都の名所を歩きながら、健康を保持増進する正しい歩き方を理論と実技の両面から学びます。野外グループワークを通じてコミュニケーション能力や協調性も養えるのが特徴です。担当教員や曜時限が異なる複数のクラスが開講されているので、自分の空きコマに合わせて履修しやすい科目です。
■シラバス:フィットネス・ウォーキング(月1)
現地に行って見て、聞いて、知るという体験型の短期派遣プログラムで、「京都大学多文化共学短期[派遣]留学プログラム」の一環として位置づけられています。事前学習・現地での短期留学・事後学習の3段階で構成され、現地の人々との対話を通して多文化理解を深めるとともに、日本文化や自分自身の文化的背景を捉え直す経験ができるのが特徴です。
行き先ごとに複数のコースが用意されており、例えば「見・聞・知@中国大陸」では、浙江大学との協定を活かした中国語講座や現地学生との共同セミナー、企業訪問などを組み合わせたプログラムが実施されています。
2026年度後期は中国大陸、韓国、台湾、スペイン、オーストリア、タイのコースが存在します。興味のある地域のコースを探してみましょう。
■シラバス:多文化教養演習 :見・聞・知@中国大陸
地球環境とエネルギー問題について、複数の教員がオムニバス形式で講義する科目で、金曜4限に開講されています。文理の枠を超えたテーマを扱う、京大の教養教育らしい内容になっています。
■シラバス:統合科学 :閉じた地球で生きる(地球環境とエネルギー)
※注意
上記の科目の説明は、主に2025年度以前に履修した学生の声を参考にしています。科目名が同じでも、年度によって担当教員や授業内容、評価方法が大きく変更される可能性があります。 履修を検討する際は、必ず最新のシラバスを確認し、不明な点があれば担当の先生に直接確認するようにしてください。
ここまで紹介した科目はすべて全学共通科目ですが、京大では学部専門科目の中にも、知的好奇心をくすぐられる面白い授業がたくさんあります。たとえば文学部の専門科目には、満州語やサンスクリット語といった、他大学ではまず見かけない言語科目が用意されています。
学部専門科目は自分が所属する学部が開講したものを履修することが基本です。ただし、学びを深めることを目的として、自分が所属しない学部が開講する科目でも「他学部聴講」という形で履修することが許可される場合があります。ただし、他学部生が履修できるかどうかや、修得した単位を卒業要件に算入できるかどうかは、科目や所属学部によって異なります。興味のある授業を見つけた場合は、KULASISや所属学部の履修要項を確認してみましょう。
今回は、後期の履修を組むときに意識したいポイントと、科目群ごとのおもしろい講義を紹介しました。
卒業要件を確認しながら、興味のある科目にもぜひ挑戦してみてください。自分だけの「推し講義」を見つけて、充実した後期を過ごしましょう!
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