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【文Ⅲ→社学→博報堂→独立】歴史好きの東大生が社会学科、広告代理店を選んだ理由とは?
卒業生のキャリア
こんにちは!UTmap編集部です。
「後悔しない進振りがしたい」「どうやって行きたい学科を決めればいいのだろう」。
進振りを経験したことのない1・2年生の中には、このような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
進振りでは学科ごとの特色や研究内容はもちろん、自分に合った学び方や学生生活を送れるかどうかも重要な判断材料になります。しかし、実際の学科の雰囲気は説明会だけではなかなか分からないものです。
そこで今回は、理科二類から工学部建築学科へ進学した4年生の先輩にインタビューを行いました。
建築学科を志望した理由や進振り当時の勉強法、陸上部との両立、実際に進学して感じた魅力まで詳しく伺いました。
建築に興味がある方はもちろん、まだ進路を決めきれていない人も是非参考にしてみてください。
一般的には「建築=設計」というイメージを持たれがちですが、実際には理系的な要素とデザイン的な要素の両方が求められる学問です。
学年全体の人数は約60人ほどで、専門科目が始まると学生同士の距離も近くなります。
また、建築学科といえば設計製図のイメージを持つ人も多いと思いますが、実際に進学してみると、建築をさまざまな角度から学べる学科だと感じています。
実は、明確に工学部建築学科へ進もうと決めたのは進振りの第一段階の時期でした。
入学当初からなんとなく建築には興味を持っていたのですが、「絶対に建築に進みたい」というほど強い思いがあったわけではありません。
前期課程ではさまざまな必修科目や総合科目を履修しましたが、その中で他の分野に強く惹かれることがありませんでした。
その結果として、「やはり自分にとって一番興味があるのは建築なのだろう」と考えるようになり、最終的に建築学科を選びました。
振り返ってみると、高校3年のときの学園祭での経験が大きかったのかもしれません。
私はクラス企画で教室の前に設置する装飾の設計を担当しました。普段からもの作りを趣味にしていたわけではなかったものの、そのときは自分でも納得できるものを作ることができました。完成したものを見た時の達成感や、設計したものが形になる面白さが強く印象に残っています。
当時はそれほど意識していませんでしたが、今振り返ると、その経験が建築への興味に繋がっていたのだと思います。
進振りの段階で平均点は83点程度はありました。当時の建築学科の底点の動向から考えると、多少上振れがあっても大丈夫だろうと考えていたので、比較的落ち着いて進振りに臨むことができました。
また、第一段階で内定しなくても、農学部の木質構造科学など建築に近いことを学べる進学先も候補として考えていました。
そのため、「絶対にここしかない」という追い詰められた状態ではなかったと思います。
これは人によると思うのですが、私の場合は先に解答を見る方式を採っていました。
一般的には、まず問題を解いてから答え合わせをする人が多いと思います。しかし私は部活動との両立もあり、勉強をできるだけ効率的にする必要がありました。そのため、先輩方が残してくださった解答を参考にしながら、自分が理解できていない部分を重点的に勉強するようにしていました。
もちろん全員に向いている方法ではないと思いますが、限られた時間の中で勉強する私には合っていたと思います。
陸上部は週4回の練習があり、決して時間に余裕がある生活ではありませんでした。そのため、「量より質」を意識していました。
まとまった勉強時間を確保することは難しかったので、空きコマや移動時間などの隙間時間を積極的に活用していました。先ほどお話ししたような効率重視の勉強法も、そうした環境の中で自然と身についたものだと思います。
まず、学科の雰囲気が良いことが大きな魅力だと思います。
1学年約60人という規模感もちょうど良く、専門課程に入ってからは同じ授業を受ける機会も多いため、自然と仲良くなります。また、比較的女子学生が多い学科でもあり、多様な人と交流しやすい環境だと感じています。
さらに、建築学科にはグループ課題が多くあります。製図室の座席も課題ごとに変わるため、毎回異なる人と協力しながら作業を進めることになります。
その結果として、特定の友人グループだけでなく、学科全体のつながりが生まれやすいのも特徴だと思います。
他学部の友人の話を聞くと、建築学科は比較的学生同士の距離が近い学科なのではないかと感じます。
学科に進学して受けたバリアフリーの授業が印象に残っています。それまでは特に意識していなかった分野でしたが、授業を通じて興味を持つようになりました。
将来的には、院進をしたのちに修士課程までは進みたいと思っています。そのあとについては明確に決まっていないのですが、大手のデベロッパーなどへの就職も視野に入れているところです。
まずは、自分が本当に行きたいと思う学科に挑戦してほしいと思います。
もちろん結果が思い通りにならないこともあります。
しかし、仮に第一希望に進めなかったとしても、その後の研究室配属や大学院進学などを通じて、自分のやりたいことに近い研究に携われる可能性は十分あります。
進振りは重要な選択ですが、それだけで将来のすべてが決まるわけではありません。
思うような結果にならなかったとしても必要以上に落ち込まず、長い目で自分の進路を考えてほしいと思います。