解説記事

地域課題に本気で挑む!「東大フィールドスタディ(FS)」完全ガイド

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はじめに

こんにちは!UTmap編集部です。

皆さんは、東京大学が実施している「東大FS(フィールドスタディ型政策協働プログラム)」を知っていますか?

「自分の専門分野や学生生活の枠を飛び出して、リアルな地域のの課題に触れてみたい」「学部の違う仲間と一緒に、本気で一つのプロジェクトに取り組んでみたい」――そんな熱い思いを持っている方に、ぜひ知ってほしいプログラムです!

日本全国の自治体が抱えるリアルな地域課題に、東大生がチームで挑む非常に実践的でやりがいのある内容となっています。交通費や宿泊費に関する東京大学からの補助があるため、金銭面への負担も少ないことも魅力の1つとなっています。

今回は、東大フィールドスタディ(FS)の概要や申し込みの流れ、スケジュールについて分かりやすくまとめて紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください!

東大フィールドスタディ(FS)の概要

「フィールドスタディ型政策協働プログラム(通称:FS)」は、多様な関係者と協働しながら、社会的課題に果敢にチャレンジし、政策を立案・実行できるリーダー人材の育成を目指した東京大学の体験型教育プログラムです。

このプログラムの最大の特徴は、「自治体から提示されたリアルな課題に対し、1年をかけてチームで解決の道筋を探り、地域に提案していく」という点です。

活動は大きく分けて以下の3つのステップで進みます。

  1. 事前調査・計画作成: 提示された課題に対して、チームや自治体関係者と協力して事前調査や活動計画を立てます。
  2. 現地活動(フィールドワーク): 実際に地域の現場に入り、多様な関係者と対話しながら現状を体感・把握します。
  3. 事後調査・政策提案: 大学に戻り、課題解決に向けた糸口を探り、地域へ提案を行います。

学部や学年、専門知識は問われません。「地域と大学を自発的に奔走できること」「チームで協力できること」が重視されるため、熱意さえあれば誰でも挑戦できるのが魅力です。また、交通費や宿泊費などの一部支援(活動支援金)も用意されています。

東大FSの申し込みの流れ

参加申請は、以下の流れで進みます。

1. オリエンテーションへの参加(必須)

まずは4月中旬にオンラインで開催されるオリエンテーションに参加します。2026年は4/14(火)の18時40分~20時35分に行われます。ここではFSの概要や各自治体の担当者から地域の課題の説明があり、交流タイムも設けられます。

※やむを得ず参加できない場合は、事前に「オリエンテーション欠席者用フォーム」に登録し、後日送付される資料を必ず確認する必要があります。事前登録がないと応募が無効になるため注意してください!

2. 課題・募集要項の確認

オリエンテーションや配布資料をもとに、プログラムの概要と各地域の課題をしっかりと読み込みます。

3. 申請手続き

指定のフォームから申請を行います。申請時には「活動希望地域を第1〜第4希望まで選択」し、「選んだ4地域それぞれに対して、どのような貢献をしたいかのレポート(各400字以内)」を記入する必要があります。すべて同じ地域を選んだり、第4希望まで埋めていなかったりすると受理されないため注意しましょう。

東大FSの参加スケジュール(2026年度版)

プログラムは、事前準備から最終報告まで1年を通じて行われます。2026年度のおおまかなスケジュールは以下の通りです。

  • 2026年4月14日: オリエンテーション【参加必須】、申請開始
  • 2026年5月8日 正午: 申請締切
  • 2026年5月下旬 結果通知、第1回ワークショップ(ガイダンス・チームビルディング)
  • 2026年6月 第2回ワークショップ(自治体顔合せ)
  • 2026年6月~7月 ワークショップ、学内での事前調査、担当地域とのオンライン交流
  • 2026年8月~9月 現地活動(夏季休暇)、オンライン交流、中間報告書提出
  • 2026年10月~2027年1月 ワークショップ、現地活動、学内事後調査、オンライン交流
  • 2027年2月 ワークショップ
  • 2027年2月~3月 活動報告会(現地・学内)、最終報告書提出

※現地活動は夏休みや冬休み、土日祝日などを利用して行われます。普段の授業を優先しながらチーム内で調整して進める形になります。

参加地域一覧

年度によって対象となる地域や課題は異なりますが、北から南まで全国のさまざまな自治体が参加しています。以下は過去の参加自治体の一例です。

  • 東北地方: 岩手県(大槌町、田野畑村)、山形県(高畠町)、福島県(相馬市、棚倉町)
  • 関東地方: 東京都(新島村)
  • 中部・近畿地方: 富山県(氷見市、富山市)、石川県(珠洲市、能美市)、三重県(紀北町、南伊勢町)、滋賀県(長浜市)、和歌山県(岩出市、那智勝浦町)
  • 中国・四国地方: 鳥取県(北栄町)、島根県(江津市)、香川県(坂出市、土庄町)、高知県(日高村)
  • 九州地方: 佐賀県(鹿島市)、長崎県(佐世保市、五島市)、熊本県(あさぎり町、山江村)、宮崎県(諸塚村)

参加者の声

実際にプログラムに参加した先輩たちの声(活動報告書より)をいくつかご紹介します!

【地域での気づき】

「東京で生活するだけでは見えない世界、価値観、生き方があることを学んだ。正解がない世界でどうビジョンを描き、実行に移していくか。今後の人生においても直面する課題に真剣に向き合う良い機会となった。」

【チームメンバーとの関わり】

「所属や学年の異なる東大生と、課題解決に向かって協力して作業するという唯一無二の体験を行えたことが大きな糧になったと強く感じる。狭い研究室という環境では気づくことができなかった多様性の重要さを改めて認識できた。」

【進路への影響】

「漠然とした興味があった段階から、実際に地域に赴く経験を通じて、この経験を生かした進路を検討したいという段階に進むことができた。将来は、プログラムで学んだ対話の方法などを実践し、最適な社会が実現できるように努めていきたい。」

まとめ

東大フィールドスタディ(FS)は、普段の大学生活では得られない「現場のリアル」に触れ、学部や学年の異なる仲間と切磋琢磨しながら本気で社会課題に立ち向かうことができる貴重なプログラムです。また、普段の旅行では行く機会が少ない地域に何度も足を運ぶ貴重な機会となります。

地方創生に興味がある」「自分の力を社会で試してみたい」と思っている方は、ぜひまずは春のオリエンテーションに参加してみてくださいね!

※プログラムの内容や選考の時期、参加自治体は年度によって異なります。応募の際は必ず東京大学の公式HPで最新情報をチェックしてください!

UTmapでは、こうしたプログラム情報のほかにも、授業・サークル選び・進振りに関する情報など、東大生活に役立つ情報を分かりやすくまとめて発信しているので、ぜひ他の記事も読んでいってもらえたら嬉しいです!

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